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国鉄タサ3400形貨車

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国鉄タサ3400形貨車(こくてつタサ3400がたかしゃ)は、かつて日本国有鉄道(国鉄)に在籍した私有貨車タンク車)である。

概要 基本情報, 車種 ...
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タサ3400形

本形式は、石炭酸専用の20t積タンク車として1951年(昭和26年)12月10日から同年12月22日にかけて10両(タキ3400 - タキ3409)が三菱重工業の1社のみで製作された。

本形式の他に石炭酸を専用種別とする形式には、タキ3900形(66両)、タキ20500形(21両)の2形式が存在した。

落成時の所有者は、東洋レーヨンの1社のみでありその常備駅は、東海道本線貨物支線の名古屋港駅であった。

1961年(昭和36年)12月1日に全車10両が三井物産へ名義変更された。

塗色は黒色、全長は9,150mm、軸距は5,250mm、実容積は19.4m3、自重は19.5t、換算両数は積車4.0、空車2.0、台車はベッテンドルフ式のTR41である。

1973年(昭和48年)11月28日に最後まで在籍した1両(タサ3409)が廃車となり形式消滅した

参考文献

  • 吉岡心平 『プロフェッサー吉岡の私有貨車図鑑(復刻増補)』 2008年、ネコ・パブリッシング刊 ISBN 978-4-7770-0583-3
  • 『日本の貨車-技術発達史-』(貨車技術発達史編纂委員会編著、社団法人 日本鉄道車輌工業会刊、2008年)

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