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国鉄タ1形貨車

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国鉄タ1形貨車(こくてつタ1がたかしゃ)は、かつて日本国有鉄道(国鉄)およびその前身である鉄道省等に在籍した貨車タンク車)である。

概要 基本情報, 車種 ...
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概要

要約
視点

タ1形は、1928年(昭和3年)の車両称号規程改正により、様々な形式をまとめて生まれた形式である。

ほとんどが石油会社が所有する私有貨車(238両)であったが、さらに鉄道省自らが所有する車両(30両)も別にあった。

車両称号規程改正前の形式と改正後の関係を次に示す。

さらに見る 改造前形式, 両数 ...

新しく車両番号を割り振る際何故かタ164,タ207は欠番であった。多くの形式をまとめた形式なので車体寸法、荷重、専用種別などは車両により様々である。

車両称号規程改正時点での所有者は鉄道省、中野興業、小倉石油、紐育スタンダード石油、日本石油であった。

車体色は黒色、寸法関係は一例として全長は5,602 mm - 6,402 mm、全幅は1,956 mm - 2,248 mm、全高は2,591 mm - 3,270 mm、軸距は2,743 mm - 3,048 mm、実容積は7.8 m3 - 9.3 m3、自重は5.7 t - 7.2 t、換算両数は積車1.2、空車0.6、最高運転速度は65 km/hであった。

1958年(昭和33年)頃に最後まで在籍した車両が廃車となり、同時に形式消滅となった。

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参考文献

  • 吉岡心平 『プロフェッサー吉岡の私有貨車図鑑(復刻増補)』 2008年、ネコ・パブリッシング刊 ISBN 978-4-7770-0583-3
  • 『日本の貨車-技術発達史-』(貨車技術発達史編纂委員会編著、社団法人 日本鉄道車輌工業会刊、2008年)

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