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国鉄ミ10形貨車

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国鉄ミ10形貨車(こくてつミ10がたかしゃ)は、かつて日本国有鉄道(国鉄)およびその前身である鉄道省等に在籍した水運車(水槽車)である。

概要 基本情報, 車種 ...
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概要

要約
視点

1920年大正9年)から1927年(昭和2年)10月にかけてテセ50形を種車として13 t 積み水運車が製作された。形式名はミ110形と定められたが、1928年(昭和3年)5月の車両称号規程改正によりミ10形(ミ110 - ミ139、ミ800 - 839→ミ10 - ミ27、ミ29 - ミ75)に変更された。ミ110形は70両であったのにミ10形が65両である、またミ28は空番であるがこれらは関東大震災の影響と思われる。

形式名変更後も増備は続き1928年(昭和3年)から1941年(昭和16年)にかけてテセ50形、セムフ1形、セム1形、セム3140形を種車として44両(ミ76 - ミ119)が鷹取工場、若松工場にて製作された。合計119両が製作されたが旧形式に似た車番の車両が発生し紛らわしい結果となった。

塗色は、であり、寸法関係は種車により違いがあるが一例として全長は6,661 mm、全幅は2,448 mm、全高は3,086 mm、軸距は3,000 mm、自重は7.1 t - 7.2 t、換算両数は積車2.0、空車0.8、最高運転速度は65 km/hであった。

1963年(昭和38年)に最後まで在籍した車両が廃車となり同時に形式消滅となった。

車番履歴

さらに見る ミ110形, 種車 ...
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参考文献

  • 鉄道史資料保存会『鉄道史料 第39号』(初版)鉄道史資料保存会、1985年8月。
  • 貨車技術発達史編纂委員会『日本の貨車-技術発達史-』(初版)日本鉄道車輌工業会、2008年3月1日。

関連項目

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