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塩化物泉

掲示用泉質名に基づく温泉の泉質の分類の一種 ウィキペディアから

塩化物泉
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塩化物泉(えんかぶつせん)は、掲示用泉質名に基づく温泉泉質の分類の一種。療養泉のうち塩類泉に分類される。

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塩化物泉の例、南紀白浜温泉「崎の湯」

概要

おもに塩化ナトリウム (NaCl) 、すなわち食塩の形で温泉水中に存在することが多い。食塩系の塩化物泉は汗の蒸発をふせぐ効果があるので、湯ざめしにくいという特徴をもつ。さらに殺菌効果があるので、外傷治癒にも利用される。塩分が主成分なので飲泉すると塩からく、濃度が高い場合は苦く感じる。塩化物泉と分類されるものの中には、モール泉も存在している。また、一部では黒湯となる場合がある。

この他、塩分を海水なみに含む温泉では、製塩事業が営まれたこともある。

泉質の定義

温泉水1kg中の溶存成分が1,000mgを超え、そのうち陰イオンの主成分が塩化物イオンのもの。

新旧泉質名

新旧泉質名では、以下に分類される。

さらに見る 旧泉質名, 新泉質名 ...

効能

効能はその効果を万人に保証するものではない

泉質に基づく効能として、以下が挙げられる。

適応症

浴用

飲用

禁忌症

代表的な温泉地

脚注

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