トップQs
タイムライン
チャット
視点

ミアンセリン

ウィキペディアから

ミアンセリン
Remove ads

ミアンセリン(英:Mianserin)は、抗うつ薬として用いられる有機化合物の一種。ラセミ体である。においは無く、味は苦い。メタノールにやや溶けやすくトルエンに溶けにくい。

概要 IUPAC命名法による物質名, データベースID ...
Thumb
ミアンセリン(テトラミド®錠)30mg

四環系抗うつ薬の一種で、塩酸塩が1966年にオランダオルガノン社(現メルク・アンド・カンパニー)により開発された。日本では1983年に上市された。2022年現在、オルガノン[1]製造販売、第一三共販売提携でテトラミドという商品名で発売されている。うつ病・うつ状態の治療薬に使用される。

Remove ads

作用機序

シナプス前膜にあるアドレナリンα2受容体を阻害することにより、神経シナプス間隙へのノルアドレナリンの放出を促進し、受容体への刺激を増進することにより、抗うつ作用を示す。抗コリン作用は極めて弱い。

適応症

うつ病・うつ状態

禁忌

慎重投与

種類

  • 錠剤:10mg,30mg

副作用

重大な副作用としては

がある。

脚注

関連項目

Loading related searches...

Wikiwand - on

Seamless Wikipedia browsing. On steroids.

Remove ads