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BRICSコンティンジェント・リザーブ・アレンジメント
BRICSによる国際財政枠組み ウィキペディアから
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BRICSコンティンジェント・リザーブ・アレンジメント(英: BRICS Contingent Reserve Arrangement, CRA)、もしくは外貨準備基金(がいかじゅんびききん)は、BRICSの5か国(ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ)によって2015年に設立された、短期的な国際収支悪化を防ぐために支援を提供するための枠組み。CRAは一般的に国際通貨基金(IMF)の競争相手と見なされており、新開発銀行とともに南南協力の拡大の例と考えられている[1][2][3]。
条約
法的根拠は、2014年7月15日にブラジルのフォルタレザで署名された「BRICSコンティンジェント・リザーブ・アレンジメントの設立に関する条約」によって形成されている。2015年7月の第7回BRICS首脳会議で発表された、すべてのBRICS諸国による批准時に発効した。この準備金の目的は、世界的な流動性圧力に対する保護を提供することである。これにはBRICS加盟国の通貨が、世界的な金融圧力によって悪影響を受けている為替レートの問題が含まれる[4]。
資本金
1,000億ドルの資本金は次のように分配される。BRICS諸国が協定に要求できる最大アクセスは、資本拠出額の半分(中国)から2倍(南アフリカ)まで様々である。この取り決めは2016年に融資を開始する。
脚注
関連項目
外部リンク
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