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多伎神社
愛媛県今治市にある神社 ウィキペディアから
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多伎神社(たきじんじゃ)は、愛媛県今治市古谷に鎮座する神社である。式内社(名神大)で、旧社格は県社。「瀧の宮(多伎宮)」とも呼ばれ、伊予国内神名帳には「正一位 多伎不断大願大菩薩」とある。
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概要
創建年代は不詳。社伝によれば、崇神天皇の御代、饒速日命六代の孫である伊香武雄命が「瀧の宮」の社号を奉り、初代斎宮になったという(社頭掲示板による)。
社殿は頓田川の支流・多伎川の畔にあり、周囲には30基余りの古墳が群集する(県指定史跡「多伎神社古墳群」)。多伎川を遡った山頂近くに川上巌(かわかみのいわお)と呼ばれる磐座があり、奥の院とされる。雨乞いに霊験があると伝えられ、もとはこの磐座信仰に始まると考えられる。
『三代実録』貞観2年(860年)に「伊豫国従五位上瀧神に従四位下を授ける」とあるのが文献上の初出である。以後累進して同12年(870年)には正四位上を賜り、延喜式では名神大社に列せられた。
江戸時代には今治藩の祈願所となり、雨乞い祈願が行われた。祈願の際には藩主が参拝し、七日間の祈願の前半は本殿で、後半は川上巌で行われたという。
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