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多度の弾き猿
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多度の弾き猿(たどのはじきざる)は、三重県桑名市多度町の郷土玩具の弾き猿[1]の一種で、三重県指定伝統工芸品。

概要
江戸時代、天保の頃から、多度大社門前町の土産物として販売されてきた[2][3]。「はじきざる」の名称が「(災難を)弾き去る」という言葉と語呂が合うことから縁起物として親しまれている[4]。

竹製の棒に、紅布で覆われた「くくり猿」と竹製のバネが通してあり、棒の先端には紙張りの小型の太鼓が取り付けられている。バネをはじいて猿を昇り降りさせて遊ぶ。猿が先端まで昇りきれば、太鼓と衝突して音が鳴る。太鼓を、多度大社で行われる流鏑馬の矢の的になぞらえて、中央に黒丸が墨書きされている。
2011年現在、門前町の宮川屋で製作販売されている。また、宮川屋は、小規模の「博物館」(まちかど博物館[5])である「はじき猿博物館」として一部、公開されており、様々な弾き猿が展示されている[6]。
脚注
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