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多枝原池

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多枝原池
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多枝原池(だしはらいけ)は、富山県富山市立山カルデラ内に位置する。鳶山崩れによって作られた堰き止め湖とされている。

概要 多枝原池, 所在地 ...

地理

立山カルデラにある4つの池の一つで、不定形の形状をしている。

多枝原池周辺は岸際の底質は岩が混じった土砂であったが,深部では腐植土の堆積が見られた。水は水底付近でやや濁っていたが、水面付近は岸際から雪解け水が流入などで透明度が高い。

形成

鳶山崩れによる地滑りによって形成された堰止湖である。隣接する泥鰌池という池も同じ成因であり、両池の共通点は多い。一方で近くにある刈込池新湯は火口湖であり、成因が異なっている。

生態

魚類はギンブナイワナが確認されている。 それらの個体では1935年にフナ、1979年にイワナを放流した記録があり、それらが繁殖して定着したものと考えられる。

また、クロサンショウウオモリアオガエルの卵塊が多数確認されている[1]

周囲

立山カルデラ内にはこの池と同じ成因である堰止湖の泥鰌池と、火口湖である刈込池新湯の3つの池がある。

脚注

参考文献

外部リンク

関連項目

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