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大学入学指定科目考試
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大学入学指定科目考試(だいがくにゅうがくしていかもくこうし)、略称指考は、台湾で実施されていた試験制度のひとつであり、台湾の大学の共通入学試験である。大学入学考試中心(中国語: 大學入學考試中心)(大考中心)が試験を実施し、受験資格は台湾の高校3年生、卒業生或いは同等の学力を有す者となっている。
台湾では、高校生向けの大学入試システムは二種類がある。一つ目は大学学科能力測験(共通テストに相当)を参加し、その試験の結果を利用して各大学に出願し、各大学の二次試験を参加する。二つ目は大学入学指定科目考試を参加し、その結果を利用して各大学に出願する。大学側はこの試験の結果のみで合否を判定する。
最初の指考は2002年(民国91年)に実施し、最終回は2021年。2022年以降は、大學入学分科試験(中国語: 大學入學分科測驗)に置き換わる。
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試験目標
指考の試験目標は下記の4点とされる。
- 重要な知識についての理解を見る
- 資料を解析し、判断する能力の有無を見る。
- 自分の考え方を他人に伝える能力の有無を見る。
- 知識を応用する能力の有無を見る。
試験科目と試験形式
現在指考の試験科目は下記の通りである。参加者は志望する大学の学部が指定した科目を選択して受験する。
全ての科目はマークシート式の問題と記述式の問題があり、マークシート問題の中は正しい選択肢はひとつ以上の問題もある。
全ての科目の満点は100点である。
出題範囲と試験時間
試験の実施日程は7月1日~7月3日に定められている。ただし、2020年と2021年の試験はコロナウイルス感染症のため、延期することにした。[1][2]
脚注
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