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大楽寺 (宇佐市)

大分県宇佐市にある寺院 ウィキペディアから

大楽寺 (宇佐市)
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大楽寺(だいらくじ)は、大分県宇佐市大字南宇佐にある高野山真言宗寺院。山号は医王山。本尊は弥勒佛(如来)。九州八十八箇所第二十二番札所、九州西国三十三箇所第四番札所。

概要 大楽寺(だいらくじ), 所在地 ...

概要

元弘3年(1333年)に、宇佐神宮大宮司到津公連によって、開山に奈良西大寺の道密上人を招請し、到津氏の菩提寺として創建された。改元された翌建武元年(1334年)には、後醍醐天皇により勅願寺に定められている。

当初は、真言律宗の寺院であったが、後に古義真言宗東寺派に属し、現在は高野山真言宗の寺院となっている。

国の重要文化財である木造弥勒仏及び両脇侍像をはじめ、数多くの文化財が市内柳ヶ浦の江島にあったとされる旧大楽寺(太宰管内志に記述があり、また小字に大楽寺という地名が残っている)より受け継がれている。近年は、厄除け開運祈願の寺として信仰を集めており、九州八十八ヶ所第二十二番霊場、九州西国霊場第四番札所でもある。

文化財

重要文化財(国指定)

木造弥勒仏及両脇侍像(1907年4月14日指定、脇侍は1989年6月12日追加指定)
中尊の弥勒仏(如来)は、材寄木造の結跏趺坐像で、高さ1.43m。平安時代後期の作とされる。脇侍は法苑林菩薩及び大妙相菩薩
木造四天王立像(1993年1月20日指定)
弥勒仏を囲んで四方に立つ持国天増長天広目天多聞天四天王は、いずれも檜材寄木造で、平安時代後期の作とされる。

大分県指定有形文化財

絹本着色仏涅槃図
室町時代の作とされる。
永徳二年在銘梵鐘
南北朝時代の作とされる。
鬼面五鈷杵
開山道密上人が使用したと伝えられる五鈷杵で、鎌倉時代後期の作とされる。五鈷杵は、煩悩を打破し仏性を呼び覚す密教の法具で、大楽寺の五鈷杵は鬼面を有する。

拝観について

9時~17時 拝観料 500円

外部リンク

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