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大芝大橋

広島県の橋 ウィキペディアから

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大芝大橋(おおしばおおはし)は、広島県東広島市(旧豊田郡安芸津町)にある、本州と大芝島とを結ぶ道路橋である。

概要 大芝大橋, 基本情報 ...

概要

1993年着工、1997年10月開通[1]。総事業費33億円[1]。県農林の補助事業「大芝地区農林漁業用揮発油税財源身替農道整備事業」により整備された農道橋であり、現在は東広島市が管理している[2]

国道185号途中のT字路を曲がると見えてくる。海面から約18.0メートル上を通る[3]。離合箇所が2つある車道幅員4.0メートルと狭いこともあり大型車は通行不可[1][3]

構造

諸元

  • 路線名:農道小松原大芝線[2]
  • 総橋長:470メートル[2]
  • 最大支間長:210メートル[2]
  • 幅員:5.0メートル(車道4.0メートル)[2]
  • 主径間橋種:2面吊ハープ型PC斜張橋[2]
  • 主塔高 : 65.14m(本土側)、70.81m(島側)[2]
  • 航路限界 : 18m[2]
  • 設計 : 長大[4]
  • 施工 : 三井住友建設[5]

特徴

1997年土木学会田中賞作品部門受賞。PCによる斜張橋であり、この橋種としては2014年現在全国9番目の長さになる[2]

架橋は高強度コンクリートを用いたプレキャストセグメント工法を用いており、この工法のPC斜長橋としては日本最長の支間長である[2][4]。基礎工には多柱式基礎を用い、下部工には工期短縮のためプレキャスト型枠を用いている[4]

同時期に竣工した平羅橋とともにPC斜張橋における技術的向上に貢献した橋でもある[2]

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脚注

参考資料

関連項目

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