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天福 (日本)
日本の元号 ウィキペディアから
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天福 (てんぷく、旧字体:天福󠄁)は、日本の元号の一つ。貞永の後、文暦の前。1233年から1234年までの期間を指す。この時代の天皇は四条天皇。鎌倉幕府将軍は藤原頼経、執権は北条泰時。
改元
出典
「書経」(湯誥)の「天道福レ善禍レ淫」に対する伝の「政善、天福レ之」より
撰進者は菅原為長。ちなみに、藤原定家はこの元号について、「福」を初めて用いた唐の「景福」以来大乱に縁があり、この「福」の一字を用いた元号であるとしてこれを非難している(『明月記』天福元年4月16日条)[1]。また、改元の是非を巡ってこれを支持する土御門定通・二条定高と「天福」への改元に反対する広橋頼資が仗座で激論を交わし、九条道家の裁定によって「天福」に決した(『頼資卿改元定記』『民経記』『五代帝王物語』)とされ[2]、『五代帝王物語』はその後藻璧門院の諒闇中に後堀河院が亡くなって、諒闇中の(文暦)改元に至ったとして、天福を「浅ましける年号也」と批判している[3]。
天福期におきた出来事
- 2年
西暦との対照表
※は小の月を示す。
脚注
関連項目
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