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定林寺 (秩父市)
埼玉県秩父市にある曹洞宗の寺院 ウィキペディアから
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定林寺(じょうりんじ)は、埼玉県秩父市にある曹洞宗の寺院で、山号は実正山と号する。
本尊真言:おん まか きゃろにきゃ そわか
ご詠歌:あらましを思い定めし林寺 かねききあへずゆめぞさめける
歴史
創建年代は不明であるが、壬生良門の開基である。良門は家臣を抱えるひとかどの武将であったが、性格が粗暴で、家臣や領民も困っていた。ある日、家臣の林太郎定元が主君を諌止したところ、逆に追放処分を受けてしまった。林一家は流浪の旅を続け、当地において夫妻ともに病没してしまった。林夫妻には一人の遺児がおり、この子は「空照」という僧侶に引き取られた。その後、良門も当地に至り休憩を取っていた。そこで、元家臣の定元の最期を聞き、己の罪深さを悔いて、亡き定元のために寺を創建することになった。「定林寺」という寺号は「林太郎定元」に由来する[1]。
『今昔物語集』にも、「壬生良門」という人物が登場するが、それとの関係は不明である[1]。
現在は、秩父札所17番となっているが、「長享の秩父札所番付(長享番付)」では1番になっている。江戸時代に入ると、江戸からの巡礼者が秩父往還経由で来るようになったことから、番付が変更になったという[1][2]。
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文化財
交通アクセス
- 秩父駅より徒歩17分
- 西武秩父駅または秩父駅より西武観光バス「小鹿野車庫・栗尾ゆき」にて
- 「札所十七番入口」下車 徒歩5分 ※「相生町」経由の場合
- 「西小学校前」下車 徒歩5分 ※「市立病院」経由の場合
前後の札所
脚注
参考文献
関連項目
外部リンク
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