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定辺級砲艦
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定辺級砲艦(ていへんきゅうほうかん)は満州国江防艦隊(後の江上艦隊)が保有していた砲艦の鑑級。前級である順天級砲艦と同じく日本で設計され、建造された。
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建造
満州国成立前の奉天軍閥は海軍戦力は、東北艦隊と称し沈鴻烈上将の指揮のもと21隻の艦艇を保有していたが、満州事変がおきると沈鴻烈上将と東北艦隊主力は南京中央政府のもとに逃走し、それによって満州国は建国当初まともな海軍戦力をほぼ持っておらず、わずかに残った河川警備艇で江防艦隊は構成されていたその後、建国後すぐに恩民級砲艇と大同級砲艇、1934年に前級である順天級砲艦が日本で設計、建造された。1935年の(昭和10年、康徳2年)2月に順天級を拡大した艦艇として日本の播磨造船所(現在のIHI)に発注され、同年に就役した。
設計
兵装は順天級の拡大版といったもので主砲である12㎝連装高角砲を一基追加し、曲射砲を削除したものとなっている。
喫水は順天級よりも、0.2m小さくなって、2.2mとなっている。また河川警備を主任務としているため全長、幅ともに狭く全長は54.6m、幅は8.8mと順天級とほぼ変わらないサイズとなっている。
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