宮里ひろし

宮里ひろし（みやざと ひろし）は、沖縄出身ながら大阪で40年も活動を続けるフォークシンガー。

略歴

なぎらけんいち（現・なぎら健壱）がアルバム「葛飾にバッタを見た（1973年）」の中で「負け犬」という歌を取り上げ、彼の名前が知られるようになった。

1970年代前半から、『春一番コンサート』などに出演。

ひがしのひとし、古川豪、豊田勇造など同じ関西在住のフォークシンガーたちと交流。ひがしのひとし、古川豪、小林隆二郎、よしだたかし、中島光一らと後期URCを支える。

1975年、今井忍（アーリィタイムス・ストリングス・バンド）らをバックに従えファーストアルバム『長い旅がいやになる』でデビュー。

また、オムニバスアルバム『関西フォークの歴史』に「なさいます」「若いめおと」が収録される。

その後も地道なライヴ活動を続け、1990年頃は、阪急東通商店街の『ナンジャン』で歌い出す^[1]。

1995年から再開された「春一番コンサート」にも出演。

2001年から大阪でショットバー「Heaven HiLL（ヘブンヒル）」を経営。

2003年、28年ぶりにアルバム『Heaven HiLLにて』を発表。

2004年～2017年、Heaven HiLLを中心にライブを行う^[2]。

2017年9月26日、Heaven HiLL閉店。

2019年4月14日、「ハウスオブクレイジー 豊橋」でライブ^[3]。

2019年5月5日、「祝春一番2019」に参加^[4]。

ディスコグラフィ

アルバム

発売日	アルバム	規格	規格品番	備考
URC
1975年8月	長い旅がいやになる A面 やあ 大阪 あの娘へ 罪つくり 気が合う仲間 ロマンチスト 速達 B面 長い旅がいやになる ポケットラヴ 詩人のうた 日暮れブルース 太陽は真上から照りつける フレイトトレイン ボーナストラック なさいます 若いめおと	LP	URG-4025
2013年4月24日		HQCD	GRCL-6026	紙ジャケット仕様。 ボーナストラック付き。
		配信
2003年	Heaven HiLLにて[5] 庄内町 この青空に えらい事してもた 素敵と云われたい Love Songs がじゅまるの木の下で ブラックコーヒー 極楽とんぼ ストリートシンガー Heaven HiLLにて おっちゃんは寝ている へろへろ	CD	HH01

オムニバスアルバム

• 続 関西フォークの歴史 1966-1974（1977年、URC、URL-1044）-「なさいます」「若いめおと」収録。後に、2003年12月10日、avex-io.で再発。
• 関西フォークの歴史BOX＜初回生産限定盤＞（2006年3月1日、avex-io.、IOCD-40105）-「なさいます」「若いめおと」収録。

外部リンク

• Heaven HiLL～ちっちゃいおっちゃんのショット・バー　宮里ひろし（公認サイト）
• Heaven HiLL_Facebook・・・2016年11月28日（最後の更新）
• 宮里ひろし _ ANTENNA