トップQs
タイムライン
チャット
視点

小島燎

日本のヴァイオリニスト ウィキペディアから

Remove ads

小島 燎(こじま りょう、1993年〈平成5年〉- )は広島県出身のヴァイオリニスト

経歴

1993年(平成5年)、音楽家小島秀夫の長男として広島県で生まれる[1]。父親がヴァイオリニスト、母親がピアニストという音楽一家で育ち、5歳頃からヴァイオリニストとして発表会に出場した[2]。中学3年生の時には全日本学生音楽コンクールの中学生の部で優勝を果たす[2]

しかし、修道高等学校在学時には重圧から結果を残せず[2]、高校卒業後の2011年(平成23年)、音楽大学には進学せず京都大学総合人間学部に進学[3]。大学時代も音楽は続け、自ら演奏会を企画し、会場の確保やチケット販売まで小島一人で行った[2]。2015年(平成27年)、京都大学卒業後、文化庁新進芸術家海外研修制度研修員としてパリ・エコールノルマル音楽院に留学し、ヴァイオリンおよび室内楽のコンサーティスト課程を修了[4]。2020年(令和元年)、パリ国立高等音楽院の室内楽科修士課程を修了[4][2]

日本では小島秀夫、長原幸太小栗まち絵に、フランスではレジス・パスキエブリュッセル王立音楽院にて堀米ゆず子に師事する[4]。第61回全日本学生音楽コンクール全国大会第1位、青山音楽賞バロックザール賞(ピアニスト久末航とのデュオ)など受賞多数[4][5]

ラ・ロック=ダンテロン音楽祭をはじめとするヨーロッパ各地の音楽祭に招かれ、ポール・メイエアンリ・ドマルケットジェローム・ペルノリュカ・ドゥバルグミゲル・ダ=シルヴァフランソワ=ルネ・デュシャーブルなど、数多くの演奏家と共演を重ねる。

フランスではパリを活動拠点に置き、日本では広島市尾道市を活動拠点に置く。

一般社団法人コジマ・ムジカ・コレギア理事長として、指導のほか文化振興に尽力し、音楽祭の企画なども行っている[2]

2023年よりフランス国立オーヴェルニュ=ローヌ=アルプ管弦楽団の副コンサートマスターに就任[6]

Remove ads

脚注

関連項目

外部リンク

Loading related searches...

Wikiwand - on

Seamless Wikipedia browsing. On steroids.

Remove ads