小禄良和

小禄親方良和（おろくうぇーかたりょうわ、1765年5月15日- 1818年2月22日）は、琉球王国の官僚。馬氏小禄殿内十世。唐名は馬応昌（ば　おうしょう）。

小禄 良和
三司官
任期 1811年 – 1818年
君主	尚灝王
前任者	嵩原安執
後任者	玉城盛林
個人情報
生誕	(1765-05-15) 1765年5月15日 （乾隆20年4月7日）
死没	1818年2月22日(1818-02-22)（52歳没） （咸豊9年10月9日）
童名	思亀
唐名	馬 応昌
称号	親方
表 話 編 歴

浜元良恭の子として出生したが、小禄良穎に継嗣がいなかったことから養子となる。後に、良和は馬氏小禄殿内と称される貴族家系の10代目当主となる^[1]。

尚灝王は即位に際し、1806年江戸に謝恩使を派遣した。この際良和は副使に任命され、正使の読谷山王子朝英と共に江戸に派遣され、翌年に帰沖した^[2]。

1811年から1818年にかけては、三司官を務めた^[3]。

家族

• 父 - 馬亮功・小禄親方良穎
• 母 - 向氏思亀（国頭親方朝斉の娘）

• 実父 - 馬氏浜元親方良恭
• 実母 - 向氏思武太金（東風平按司朝寛の娘）

• 室 - 向氏思武太（向文龍・喜屋武親方朝昶の娘）
• 継室 - 向氏真武樽金（具志川按司朝寛の娘）
  • 長女 - 思戸
  • 次女 - 思亀
• 継室 - 麻氏塩満金（棚原親方真厚の娘）
  • 長男 - 馬允中・小禄親方良恭
  • 次男 - 良峯（童名は思加那、唐名は馬允恭）
  • 三女 - 真鶴
  • 三男 - 良昌（童名は眞山戸、唐名は馬允杰）