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山森阿蘇神社

熊本県和水町にある神社 ウィキペディアから

山森阿蘇神社
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山森阿蘇神社(やまもりあそじんじゃ)は、熊本県玉名郡和水町西吉地にある神社。阿蘇神社の系列にあたる。

概要 山森阿蘇神社, 所在地 ...

由来

正治2年(1200年)11月、坂梨弥吾助が勧請[1]

阿蘇神社より、阿蘇五宮を奉戴し、彦御子神(阿蘇惟人)を祀る。

山森子ども神楽

祭礼に奉納される子ども神楽は江戸時代にはじまり、270年以上の歴史がある[2]。1979年(昭和54年)11月に熊本県から顕彰されている。舞手は1人、2人、4人で9座を舞う[3]

山森阿蘇神社の楠

境内には「山森阿蘇神社の楠」があり、樹齢800年を数える。熊本県の天然記念物(1965年〈昭和40年〉2月25日付)に指定されている。この楠の大きさは、幹囲は約6.5 m、樹高は約25 m、枝張りは東西に20 m、南北に23 m。幹は、高さ約5 mで3つに分かれており、それぞれは直径が1 m前後の大枝で、四方八方に枝を伸ばしている[2]

この楠には、白蛇伝説が残る。

「集中豪雨で集落の裏山が今にも崩れ落ちようとしていた崖に、白い大蛇が横たわり崩落を防ぎ、下の裏山は災害を免れたという伝説が残る。さらに火災の時には、燃える家と隣家の間に白蛇が横たわり、鱗の間から水を噴きだしたので、隣の家は類焼を免れたという。このようなことが西吉地ではたびたび起こり、災難は最小限に留まった。この白蛇が樟に宿っているのを見た人はいないが、村人の多くは白蛇がこの樟に住んでいると信じている」という[4]

脚注

関連項目

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