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川崎和男

日本の工業デザイナー ウィキペディアから

川崎和男
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川崎 和男(かわさき かずお、KAWASAKI Kazuo、1949年2月26日 - )は、インダストリアルデザインプロダクトデザインを中心に活動するデザインディレクター、博士(医学)大阪大学名誉教授[1]名古屋市立大学名誉教授。

概要 かわさき かずお 川崎 和男, 生誕 ...
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人物

福井県出身。福井県立高志高等学校(現、福井県立高志中学校・高等学校)、金沢美術工芸大学[2] 卒。魚座・B型・左右利き。

専門は3D-CAD/CAMとメディアインテグレーションによるプロダクトデザイン開発、トポロジー空間論をベースとしたラピッドプロトタイピング手法の研究から3D-Printing技術の開発と応用展開。「危機解決学デザイン」の形態設計と制度設計へのデザインの実務と論理構築。「危機管理学」ではなく、「危機解決学」構築のために「コンシリエンスデザイン」を実施。

インダストリアルデザイン・プロダクトデザインから、デザインディレクターとして、伝統工芸品、メガネ、コンピューター、ロボット、原子力、人工臓器、宇宙空間までデザイン対象として、トポロジーを「ことばとかたちの相対論」をデザイン実務としている[3]

ニューヨーク近代美術館に展示したことがある 。(本人が自分のためにデザインした車椅子はMoMA(ニューヨーク近代美術館)に永久収蔵されている。)[4]

2015年、金沢美術大学での恩師、柳宗理の生誕100年記念講演を行った[5]

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略歴

  • 1949年、福井県生まれ。
  • 金沢美術工芸大学を卒業後、東芝に入社。オーディオ機器のデザイン等を担当[4]
  • 1978年、酔っ払い運転の車に衝突され、脊椎損傷で車イスに。東芝を退社。川崎和男デザイン室を設立[4]
  • 1981年、デザインスタジオを地元の福井に移転[4]
  • 1996年、名古屋市立大学芸術工学部教授に就任[4]
  • 1999年、医学博士号を取得[4]
  • 2001年、グッドデザイン賞審査委員長(~2003年)[4]
  • 2006年 名古屋市立大学大学院 名誉教授に就任。大阪大学大学院教授に就任[4]

主な作品収蔵先

主な受賞 [10]

  • 1983年 - 日本デザインコミッティ・デザインフォーラム銀賞(日本)
  • 1985年 - 通産省(現、経済産業省)グッドデザイン中小企業長官特別賞(日本)
  • 1989年 - 通産省(現、経済産業省)日本デザイン大賞奨励賞(日本)
  • 1989年-1993年 - 通産省(現、経済産業省)グッドデザイン賞(日本)
  • 1991年 - 90毎日デザイン賞(日本)
  • 1992年 - BIO賞ゴールドメダル(スロバキアリュブリアナBIO委員会)
  • 1992年 - 世界インダストリアルデザイン団体協議会特別賞
  • 1993年 - ドイツ国際デザイン賞(ドイツ・シュツットガルトデザインセンター)
  • 1993年 - 通産省(現、経済産業省)グッドデザイン福祉部門賞(日本)
  • 1994年 - 国井喜太郎産業工芸賞(日本)
  • 1995年 - iFデザイン賞(ドイツ)Industrial Forum Design Hannover
  • 1995年 - iFデザイン賞 ベストオブグループ賞(ドイツ)
  • 1996年 - 通産省(現、経済産業省)グッドデザインインターフェイス賞(日本)
  • 1997年 - 通産省(現、経済産業省)グッドデザイン賞金賞(日本)
  • 1998年 - レッド・ドット・デザイン賞 優秀賞コミュニケーション・メディア・家電部門(ドイツ)
  • 1998年 - フランス政府アルビ州デザイン貢献賞(フランス)
  • 2000年 - SILMO2000グランプリ(フランス)
  • 2000年 - iFデザイン賞 プロダクトデザイン賞(ドイツ)
  • 2000年-2007年 - Good Design Award 商品デザイン部門受賞(日本)
  • 2000年 - Good Design Award ロングライフデザイン賞受賞(日本)
  • 2001年-2003年 - Good Design Award 中小企業長官特別賞受賞(日本)
  • 2001年 - Good Design Award コミュニケーションデザイン部門受賞(日本)
  • 2004年 - Good Design Award 新領域デザイン部門日本商工会議所会頭賞受賞(日本)
  • 2007年 - Good Design Award 新領域デザイン部門(日本)
  • 2008年 - Good Design Award 社会領域(日本)
  • 2008年 - Good Design Award 移動・ネットワーク領域(日本)
  • 2008年 - Good Design Award 新領域(日本)
  • 2009年 - Good Design Award ネットワーク領域 個人向けパソコン、および周辺機器(日本)
  • 2009年 - ライフサポート学会製品賞(日本)
  • 2010年 - 日本クリエイション大賞2009 創造賞(日本)
  • 2011年 - Design For Asia Award 2014 Bronze Award(香港)
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テレビ出演

  • 日経スペシャル カンブリア宮殿(テレビ東京)
    • 今、日本のものづくりに必要なのは "喧嘩力" だ(2009年5月18日)[4]
    • 百戦錬磨ゲスト×ものづくり新世代 ものづくり若武者スペシャル ~造り方を変えろ!世界を変えろ!90分拡大版~(2014年1月9日)[11]

主な著書

  • 『デジタルなパサージュ Macintoshのある日常的デザイン観』(1994年10月7日、アスキー MAC POWER BOOKS)ISBN 978-4756109262[12]
  • 『芸術工学への誘い 名古屋市立大学芸術工学部』(著者:柳沢忠 青木孝義 石黒一義 岡村穣 川崎和男 ほか全11名)(1997年5月26日、リバティ書房)ISBN 9784947629944
  • 『プラトンのオルゴール インダストリアリズムの終焉とデザインの使命』(1997年6月23日、アスキー)ISBN 978-4756110978 [12]
  • 『デザイナーは喧嘩師であれ 四句分別デザイン特論』(1999年5月27日、アスキー MAC POWER BOOKS)ISBN 978-4756130891[12]
  • 『ドリームデザイナー 別冊 課外授業ようこそ先輩』(2002年11月30日、KTC中央出版)ISBN 9784877582562
  • 『デザインは言語道断!』(2003年12月18日、アスキー MAC POWER BOOKS)ISBN 978-4756144003[12]
  • 『デザインの極道論 「感性の言葉」としての形容詞』(2004年9月18日、アスキー MAC POWER BOOKS)ISBN 978-4756145307[12]
  • 『Design Anthology of Kazuo Kawasaki』(2005年4月3日、アスキー)ISBN 978-4756147400
  • 『プレゼンテーションの極意』(2005年7月1日、ソフトバンクパブリッシング)ISBN 978-4797328202
  • 『デザインという先手 日常的なデザインガンビット』(2006年9月12日、アスキー MAC POWER BOOKS)ISBN 978-4756147981
  • 『artificial heart 川崎和男展 いのち・きもち・かたち』(著者:川崎和男 坂村健 菅野沖彦 藤田治彦 ほか)(2006年10月11日、アスキー)ISBN 978-4756148032
  • 倉俣史朗のデザイン 夢の形見に』(2011年6月14日、ミネルヴァ書房)ISBN 978-4623060115
  • 『川崎和男Design 大型本』(2014年5月1日、ミネルヴァ書房)ISBN 978-4623066636
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主な作品・プロジェクト等[13]

さらに見る 年, 作品名 ...
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参照

外部リンク

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