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帝国議会図書館
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帝国議会図書館(ていこくぎかいとしょかん)は、貴族院図書館と衆議院図書館の総称。貴衆各院の図書館は、1891年(明治24年)に設立された各院図書室を起源とする。
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沿革
1890年(明治23年)、初代の仮議事堂が創建され、二階建ての文庫が貴族院と衆議院に一つずつと、八坪の文庫が貴族院にもう一つ置かれた。[1]
しかし、1891年(明治24年)1月20日、火災によって議事堂が全焼し、貴族院では1005冊の本が焼失した。[1]
新たに作られた第二次仮議事堂当時の図面では、貴族院側に二か所、衆議院側に二か所の計四か所に文庫が置かれた。[1]
1901年(明治34年)、議事堂の西南側の空き地に、衆議院図書館のが新築された。8月から工事を始め、同年12月7日に開館式が挙行された。[1]
1925年(大正14年)、工事中の不慮の火災がもととなり、第二次の仮議事堂はがほぼ全焼し、これに伴って貴族院の蔵書が大きく被害を受けた。一方で別棟として西南側にあった衆議院の図書館は、火災の被害を免れた。[1]
再建された第三次の仮議事堂にも、これまでと同様に、両院に書庫が置かれた。[1]
1936年(昭和11年)、永田町の国会議事堂が竣工し、書籍に関するスペースは四階部分に集約された。貴族院には、閲覧室、新聞雑誌閲覧室、五つの書庫、衆議院には、両閲覧室と四つの書庫が設けられた。[1]
1948年(昭和23年)、国立国会図書館の設置に伴い、吸収された。
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関連項目
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