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年齢別のアメリカ合衆国大統領の一覧

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本項目は、年齢別のアメリカ合衆国大統領の一覧(ねんれいべつのアメリカがっしゅうこくだいとうりょうのいちらん)である。1つ目の表は就任時(2期連続で当選した場合は最初の就任)、退任時、死亡時のアメリカ合衆国大統領の年齢を指名している。2つ目の表はその時存命の大統領の中での最長寿を示している。

大統領の年齢

要約
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大統領就任時の年齢分布

歴代アメリカ合衆国大統領の就任時の年齢の中央値は55歳3ヶ月である。これはリンドン・B・ジョンソン就任時の年齢と一致する。

就任時の年齢が最年少であったのはセオドア・ルーズベルト42歳と322日)であり、彼はマッキンリー大統領の暗殺を受けての繰り上げ就任であった。選挙で大統領となった人物に限った場合の最年少はジョン・F・ケネディ43歳と236日、逆に最年長はジョー・バイデン78歳と61日である。

ジョン・F・ケネディは就任3年目に暗殺されたが、これにより退任時の年齢は史上最年少(46歳と177日)となる。任期を満了しての退任者に限った場合の最年少はセオドア・ルーズベルト(50歳と128日)である。一方で退任者の最年長はジョー・バイデン(82歳と61日)である。

年上の後任者の数が最も多い大統領はジョン・F・ケネディであり、リンドン・B・ジョンソン(8歳と275日)、ロナルド・レーガン(6歳と112日)、リチャード・ニクソン4歳と136日)、ジェラルド・フォード3歳と319日)の4人が該当する。一方でロナルド・レーガンとジョー・バイデンは年下の前任者の数が最も多い大統領であり、レーガンにはリチャード・ニクソン(1歳と342日)、ジェラルド・フォード(2歳と158日)、ジョン・F・ケネディ(6歳と112日)、ジミー・カーター13歳と238日)、バイデンにはドナルド・トランプ3歳と206日)、ジョージ・W・ブッシュ3歳と228日)、ビル・クリントン3歳と272日)、バラク・オバマ18歳と257日)の4人が該当する。

2023年現在存命の大統領経験者で最高齢は1924年10月1日生まれのジミー・カーターであったが、2024年12月29日に100歳と78日で死去したため、現職のジョー・バイデンが最高齢となる(後述)。カーターは2019年3月22日にジョージ・H・W・ブッシュ94歳と171日で亡くなったことにより、歴代最高齢の大統領経験者となり、これは死去後も同様である。さらにカーターは大統領退任後からの寿命が44年と164日でこれも歴代最長となっている。また存命で最年少の大統領経験者は1961年8月4日生まれのバラク・オバマ63歳と333日)である。自然死した中で最年少の大統領経験者はジェームズ・K・ポークであり、彼は退任から103日後にコレラによって53歳と225日で亡くなった。

ジョン・アダムズは1803年から2001年10月にロナルド・レーガンが更新するまでの約2世紀のあいだ最長寿の大統領経験者であった[1][2]。以下は上位6人の長寿大統領である(死去年月日は、「(名前)の死と国葬」にリンク):

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大統領の年齢に関するデータ

さらに見る #, 大統領 ...

脚注

  1. 1750年改暦法英語版に基づく誕生日。
  2. 任期中に死去。
  3. クリーブランドは連続ではない2期を務めている。これは1期目の後の最初の引退期間(1889-1893年)である。
  4. クリーブランドは連続ではない2期を務めている。これは2期目の後の2度目の引退期間(1897-1908年)である。
  5. 任期途中で辞職。
  6. トランプは連続ではない2期を務めている。これは1期目の後の最初の引退期間(2021-2025年)である。
  7. 2025年7月3日現在として計算。
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存命者の中での最長寿

要約
視点

大統領経験者45人のうち、25人がその当時の存命者の中で最長寿となり、さらにウィリアム・ハワード・タフトは2度のその座に就いた。ハーバート・フーヴァーはカルビン・クーリッジの死から自身の没日までの31年間最長寿であったが、これは最長記録である。一方でリンドン・B・ジョンソンは1972年12月にハリー・S・トルーマンが亡くなってからその27日後に自身が死ぬまで最長寿であったが、これは最短記録である。当時49歳であったセオドア・ルーズベルトは最年少の存命最年長大統領となった。また2024年12月現在の存命中の元大統領としては100歳のジミー・カーターが最年長であったが、2024年12月29日に死去し、同日現在存命中の人物に限れば、現職のジョー・バイデンが82歳、元職では前職かつ次期大統領予定者であるドナルド・トランプが78歳と最高齢である。ただし、既述の通りトランプは次期大統領予定者であるので、彼を除けば日数上の僅差でジョージ・W・ブッシュが同年齢で最年長となる。

歴史上3度、存命で最長寿の大統領経験者は自身の死ではなく、年上の大統領が就任したことによってその座を失っている。セオドア・ルーズベルト(1858年生)は1909年にウィリアム・ハワード・タフト(1857年生)に抜かれ、タフトは1913年にウッドロウ・ウィルソン(1856年生)に抜かれる(タフトはウィルソンより長寿であったために後に再びこの座に就いた)。1981年にはリチャード・ニクソン(1913年生)がロナルド・レーガン(1911年生)に抜かれている。

11人の大統領が在任中に記録保持者であった。ジョージ・ワシントン、ウィリアム・ハワード・タフト、ウッドロウ・ウィルソン、ロナルド・レーガンは当時の存命の前任者たちよりも年上であった(ワシントンは前任者がいなかった)ために就任の時点で最長寿であった。ジョン・アダムズ、ユリシーズ・グラント、セオドア・ルーズベルト、ハーバート・フーヴァー、リチャード・ニクソンの場合は存命の大統領経験者が彼ら自身しかいない時期があったことにより最長寿となった。アンドリュー・ジャクソンとベンジャミン・ハリソンはその当時存命だった他の経験者がそれぞれ前任のジョン・クインシー・アダムズとグロバー・クリーブランドのみであった。一方でジミー・カーターは大統領就任から存命中最長寿の座に就くまでの期間はジョージ・H・W・ブッシュの死までの37年と314日と最も長い。

さらに見る 大統領, 期間 ...

備考

*緑文字は就任または退任時点で存命中最長寿であったことを示す。
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出典

外部リンク

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