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御代田城

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御代田城
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御代田城(みよだじょう)は、福島県郡山市田村町御代田にあった日本の城。御代田館、三世田城とも呼ばれる。

概要 logo御代田城 (福島県), 別名 ...

概要

築城の時期ははっきりしないが、南北朝時代宇津峰をめぐる攻防戦などの記録に名前が残っている[1]

1580年天正8年)にはこの城をめぐり、蘆名盛隆らの連合軍と田村清顕との間で御代田合戦が起きた。

歴史

  • 文和元年(1352年)、宇津峰へ向かう北朝方の軍と南朝方の合戦が起こり、南朝方が布陣するが落城
  • 天正8年(1580年)から翌年にかけて、御代田合戦が勃発し、蘆名盛隆二階堂盛義佐竹義重らの連合軍に攻撃される。城は二階堂氏の手に渡り、館ヶ岡城主であった須田備前守が入城したが、戦後、田村方が占領していた今泉城と引換で田村方に返還された。

現在

郡山市田村町御代田の集落南側、阿武隈川付近の地形などにわずかに痕跡が残るのみ。

周辺

  • 甚日寺 - 市指定文化財の石碑や曼荼羅(毎年8月7日開帳)
  • 篠川城跡 - 篠川公方足利満直館跡、ほぼ対岸に位置するので御代田合戦では佐竹方の二階堂氏が入城
  • 谷地神社 - 坂上田村麻呂の生誕の地と伝わり碑が立つ他、付近は蓮の花の名所となっている

関連

脚注

参照文献

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