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三浦郡
神奈川県(相模国)の郡 ウィキペディアから
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人口30,393人、面積17.04km²、人口密度1,784人/km²。(2025年7月1日、推計人口)
以下の1町からなる。
- 葉山町(はやままち)
郡域
行政区画として発足した当時の郡域は、上記の1町以外では、現在の行政区画で概ね以下の区域に相当する。
隣接していた郡
行政区画として発足した当時に隣接していた郡は以下の通り。
歴史
要約
視点
古代、相模国御浦郡である[1]。郡衙は葉山町一色一帯とも、横須賀市の神奈川県立横須賀高等学校付近ともされるが不詳。古代末より中世には三浦氏の勢力下にあった。
明治時代の郡役所は、今の京急本線汐入駅の場所に置かれていた。
沿革
- 1867年(慶応3年) - それまでは海防の関係から上野前橋藩、武蔵忍藩、陸奥会津藩、武蔵川越藩、相模小田原藩、近江彦根藩、長門萩藩、肥後熊本藩、下総佐倉藩等が郡内を管轄していたが、ほぼ全域が幕府領となり、代官・江川太郎左衛門支配所の管轄となる。
- 「旧高旧領取調帳」に記載されている明治初年時点での支配は以下の通り。●は村内に寺社領が、○は寺社除地(領主から年貢免除の特権を与えられた土地)が存在。幕府領は代官・江川太郎左衛門支配所、浦賀奉行所が管轄した。77村[2]を数える。
明治以降の行政区画

- 1889年(明治22年)
- 4月1日 - 町村制施行により以下の町村が発足[3]。(3町12村)
- 横須賀町 ←横須賀町、逸見村(現横須賀市)
- 豊島村 ←公郷村、深田村、中里村、佐野村、不入斗村(現横須賀市)
- 浦郷村 ←浦之郷村、船越新田、田浦村、長浦村(現横須賀市)
- 浦賀町 ←浦賀町、大津村、走水村、鴨居村、公郷村飛地、内川新田飛地(現横須賀市)
- 久里浜村 ←八幡久里浜村、久村、内川新田、佐原村、岩戸村(現横須賀市)
- 衣笠村 ←衣笠村、小矢部村、大矢部村、森崎村、金谷村、平作村、佐野村飛地、不入斗村飛地(現横須賀市)
- 葉山村 ←木古庭村、上山口村、下山口村、一色村、堀内村、長柄村(現葉山町)
- 田越村 ←桜山村、逗子村、山野根村、沼間村、池子村、久木村、小坪村(現逗子市)
- 北下浦村 ←津久井村、長沢村、野比村(現横須賀市)
- 南下浦村 ←金田村、上宮田村、菊名村、毘沙門村、松輪村(現三浦市)
- 三崎町 ←三崎町、諸磯村、小網代村、城ヶ島村、六合村(現三浦市)
- 初声村 ←入江新田、高円坊村、下宮田村、三戸村、和田村(現三浦市)
- 長井村(単独村制。現横須賀市)
- 武山村 ←須軽谷村、武村、林村、大田和村、長井村飛地(現横須賀市)
- 中西浦村 ←長坂村、荻野村、芦名村、佐島村、秋谷村(現横須賀市)
- 7月15日 - 郡役所が、横須賀町汐留30番地に移転する[4]。
- 4月1日 - 町村制施行により以下の町村が発足[3]。(3町12村)
- 1903年(明治36年)10月1日 - 豊島村が町制施行して豊島町となる。(4町11村)
- 1906年(明治39年)12月15日 - 豊島町が横須賀町に編入。(3町11村)
- 1907年(明治40年)2月15日 - 横須賀町が市制施行して横須賀市となり、郡から離脱。(2町11村)
- 1911年(明治44年)7月1日 - 中西浦村が改称して西浦村となる。
- 1914年(大正3年)6月1日 - 浦郷村が町制施行・改称して田浦町となる。(3町10村)
- 1924年(大正13年)4月1日 - 田越村が町制施行・改称して逗子町となる。(4町9村)
- 1925年(大正14年)1月1日 - 葉山村が町制施行して葉山町となる。(5町8村)
- 1926年(大正15年)2月11日 - 長井村が町制施行して長井町となる。(6町7村)
- 1933年(昭和8年)
- 2月15日 - 衣笠村が横須賀市に編入。(6町6村)
- 4月1日 - 田浦町が横須賀市に編入。(5町6村)
- 1935年(昭和10年)7月1日 - 西浦村が町制施行・改称して大楠町となる。(6町5村)
- 1937年(昭和12年)4月1日 - 久里浜村が横須賀市に編入。(6町4村)
- 1940年(昭和15年)4月1日 - 南下浦村が町制施行して南下浦町となる。(7町3村)
- 1943年(昭和18年)4月1日 - 浦賀町・北下浦村・武山村・逗子町・長井町・大楠町が横須賀市に編入。(3町1村)
- 1950年(昭和25年)7月1日 - 横須賀市から旧逗子町の区域が分立して逗子町[5]を再置[6]。(4町1村)
- 1954年(昭和29年)4月15日 - 逗子町が市制施行して逗子市となり[7]、郡から離脱。(3町1村)
- 1955年(昭和30年)1月1日 - 南下浦町・三崎町・初声村が合併して三浦市となり、郡から離脱。(1町)
変遷表
自治体の変遷
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行政
歴代郡長
特記(『三浦郡志』[8])以外は代数を含め『神奈川県史 別編1 人物』による[9]。
脚注
参考文献
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