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御田八幡宮
高知県室戸市吉良川町にある神社 ウィキペディアから
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御田八幡宮(おんだはちまんぐう)は、高知県室戸市吉良川町にある神社。社格は旧郷社。
祭神
- 主祭神
- その他の祭神
歴史

創祀は不詳である。明応5年(1496年)には和食親忠が鳥居を造立。天正12年(1584年)、天正13年(1585年)には橘氏によって社殿および伍所大権現の造立がなされた。
古来より吉良川地域の総鎮守であった。別当は八幡山無量寿院神宮寺で、観音堂、阿弥陀堂などを管掌していたが、明治の神仏分離で廃寺となった。
2020年(令和2年)から2022年(令和4年)にはコロナ禍の影響で秋祭り(吉良川の御田祭)が中止となっていたが、2023年(令和5年)10月には4年ぶりに秋祭りが開催された[1]。
祭礼
吉良川の御田祭
吉良川の御田祭(おんたまつり)は、当神社において西暦奇数年の5月3日に行われる神事である。今から780余年前、源頼朝が鎌倉幕府を開いた当時、天下泰平を祝い、民心の安定と五穀豊穣を祈念して、全国津々浦々の神社で奉納させたと伝えられる古式祭典で、重要無形民俗文化財に指定されている。
拝殿を舞台に田植から収穫までの稲作行事を演じるもので、田遊び、田楽、猿楽、古風な能楽などを織り交ぜて行われる。演じられる芸能は、殿とかしゃ、練、女猿楽、三番神、翁、牛、田打、えぶり指し、田植、酒絞り、田刈、小林、魚釣り、地堅め、太刀踊であり、中でもクライマックスは 「酒しぼり」である。赤ん坊が産まれたとして神の子(木製の人形)を、子宝に恵まれない女性たちが奪い合うことから、子授けの祭としても知られ、日本三大奇祭の一つともいわれている。
文化財

国指定重要無形民俗文化財
- 「吉良川の御田祭」 - 1977年(昭和52年)5月17日指定[2]。
高知県指定天然記念物
脚注
外部リンク
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