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怖い絵
中野京子による美術書のシリーズ ウィキペディアから
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『怖い絵』(こわいえ)は、作家中野京子による日本の美術書のシリーズ。
本項では、関連する美術展である「怖い絵」展(こわいえてん)についても記述する。
概要
2007年にシリーズ第1作が朝日出版社より刊行され、〈恐怖〉という切り口で、時代背景やモチーフの他、秘められたエピソードなどの知識に触れながら西洋の名画を読み解いた美術解説書、美術エッセイとして大きな反響を呼び、続々とシリーズ化、文庫化されている[1][2][3][4][5]。著者の中野は、「絵画、とりわけ19世紀以前の絵は、神話や聖書、歴史、時代特有の常識などを知って初めて面白く感じられるものが多い」と述べている[6]。
シリーズ一覧
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「怖い絵」展
「怖い絵」展は、第1作が刊行されてから10周年を迎えたことを記念して2017年に開催された美術展である。本シリーズで取り上げられた作品を中心に、「恐怖」を主題とする約80点の油彩画や版画が展示された[1][7]。中野京子が特別監修を務め[1]、女優の吉田羊がナビゲーターと音声ガイドを務めた[8]。2017年7月22日から9月18日まで兵庫県立美術館で、同年10月7日から12月17日まで上野の森美術館で開催され、兵庫展は27万1689人、東京展は41万4006人の来場者があった[9][10]。小説家の宮部みゆきは、「怖いというコンセプトだけで幅広い作風の絵を集めているので、展覧会を4つか5つ分まとめて見たくらいの内容の濃さがある」と評している[11]。
舞台「怖い絵」
2022年3月4日から21日まで東京・よみうり大手町ホール、3月24日から27日まで大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA TTホールにて、原作を元に、謎多き絵画コレクターが、世の中の悪に罰を与えるという復讐執行人のダークヒーロー・ミステリーとして演劇化された[12]。
キャスト
スタッフ
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脚注
外部リンク
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