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愛知学院大学楠元学舎第1号館
愛知学院大学の建築物 ウィキペディアから
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愛知学院大学楠元学舎第1号館(あいちがくいんだいがくくすもとがくしゃだいいちごうかん)は、愛知県名古屋市千種区楠元町1-1の愛知学院大学楠元キャンパスにある建築物。登録有形文化財。名古屋市都市景観重要建築物等。
歴史

1928年(昭和3年)、旧制愛知中学校本館として建てられた[1]。設計は佐藤三郎、施工は西村工務店[1]。佐藤三郎は名古屋高等工業学校(現・名古屋工業大学)出身であり、高等工業学校や鈴木禎次建築事務所で鈴木禎次に師事した経験を持つ[2]。
戦後の1953年(昭和28年)には旧制愛知中学校と同じ学校法人愛知学院による愛知学院大学が開学し、愛知学院大学の校舎となった。
保存
1986年(昭和61年)に復元修理が行われた[3]。1991年(平成3年)10月4日、名古屋市都市景観重要建築物等に指定された[4]。
1998年(平成10年)1月16日、登録有形文化財に登録された[1][5]。登録基準は「造形の規範となっているもの」。愛知県内の学校建築としては初めて登録された建造物である[6]。なお、同年には愛知県内の学校建築として名古屋市東区の東海中学校・高等学校にある東海学園大講堂、名古屋市昭和区の学校法人南山学園にある南山学園ライネルス館、名古屋市東区の金城学院中学校・高等学校にある金城学院高等学校榮光館も登録されている。
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建築

鉄筋コンクリート造、2階建[1]。建築面積805平方メートル[1]。外壁には竣工時の流行だったスクラッチタイルが貼られている[7]。アーチ状の開口部を有する重厚な車寄せが特徴である[6]。東西に長い棟であり[6]、玄関の左右に翼屋が延びている[1]。
- 車寄せ内部
- 西側の翼屋
- 壁面とガラス窓
- 登録有形文化財プレート
脚注
外部リンク
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