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戸井昌造

日本の画家 (1923-2000) ウィキペディアから

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戸井 昌造(とい しょうぞう、1923年(大正12年)4月16日 - 2000年(平成12年)4月17日)は、日本の画家、民俗研究家、作家。兵庫県生まれ。早稲田大学政治経済学部中退。息子は作家の戸井十月

略歴

早稲田高等学院在学中に学徒出陣で中国に赴任。敗戦により捕虜となった後に復員し、早稲田大学に復学するが中退。1946年に共産党に入党し、1950年に脱党[1]

人形劇団プークでの民主主義的文化活動などを経て画家となる。それと並行して日本の民俗史や民衆史などを研究。特に秩父事件の研究では第一人者とされている。

人形劇団プークのリーダーだった、川尻東次・川尻泰司兄弟の妹・錦子と結婚[1]

2000年4月17日、胃がんにより死去。77歳没。同19日、東京都新宿区観音寺にて「戸井昌造を送る宴」が行われた。

作品

  • 『秩父 自然と生活 戸井昌造画文集』二月社, 1975
  • 『秩父事件を歩く 困民党の風土と人』新人物往来社, 1978.10
     新版「秩父困民党の人と風土 秩父事件を歩く第一部」2005
    • 『秩父困民軍の人と闘い 秩父事件を歩く第二部』新人物往来社, 1980.11、新版2005
    • 『秩父困民軍の戦いと最期 秩父事件を歩く第三部』新人物往来社, 1982.11、新版2005
  • 『お祭りものしりガイド 全国400余の例にみる祭りの本質と楽しみ方』「交通公社のガイドシリーズ」日本交通公社出版事業局, 1984.4
  • 『戦争案内 ぼくは20歳だった』晶文社, 1986.7、平凡社ライブラリー, 1999
  • 『沖縄絵本』晶文社, 1989.7、平凡社ライブラリー, 2000

脚注

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