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手塚紗掬
女性プロ雀士 ウィキペディアから
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手塚 紗掬(てづか さきく、1980年3月3日 - )は、競技麻雀のプロ雀士。2012年から日本プロ麻雀連盟所属。団体内での段位は四段[1]。
来歴
北海道幌泉郡えりも町の住吉神社の宮司の一家に8人兄弟の第二子(長女)として生まれる[2][3]。家族麻雀で麻雀を覚えるが点数計算を覚えるには至らず[3]、國學院大學神道専修学科卒業後に雀荘でアルバイトをした際に本格的に麻雀に接する[2]。2001年、雀荘の店主の勧めで日本プロ麻雀協会のプロテストを受験し合格、プロ雀士となる[4]。プロとなって以降も平日は雀荘勤務、週末はリーグ戦という生活を送り、初代女流雀王にも輝く[2]が、この生活がだんだんとしんどくなり雀荘を辞め協会を退会[3]、日本麻雀機構を経てフリープロとして活動した[2]。
フリープロとなったことで団体の公式戦に出られなくなり張り合いのない生活を送っていたが[3]、2008年に佐々木寿人と結婚し[5]、2010年の長女出産[6]を経て、一念発起して2012年に日本プロ麻雀連盟のプロテストを受験し合格[2]、鳳凰戦などの連盟公式リーグ戦に参戦する[3]。
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雀風・挿話
- 雀風はどちらかというと攻撃的。冷静沈着な打ち筋と、冷酷なまでに和了り続ける雀風より「ダイヤモンドダスト」の異名を持つ[2]。
- 「紗掬」という名前は、宮司だった祖父が祝詞の中の「幸(さき)く」から取って命名したものである[3]。
- 幼少期はえりも町での生活に息苦しさを覚え、高校進学時に叔母の住む長崎県の神社に身を寄せて、近くの高校に進学した[4]。
- 國學院大學神道専修学科に進学したのは「家のために神職の資格だけは取っておいてほしい」という両親の意向に従ったためで、在学中は昼間は明治神宮で祈祷やお祓いなどの研修を受け、夜間は学校で学びながら雅楽で使う龍笛に入れ込み、卒業時に神職(正階)の資格を取得した[4]。実家に帰った時や正月などの繁忙期には神職として手伝うこともあるという[3]。日本で唯一、神職の資格を持つ麻雀プロである[2]。
- きょうだいは2歳上の兄(北海道を拠点に活動するモデルの手塚裕警)と弟4人・妹2人[4]。
- フリープロ時代の2008年11月5日、上田唯・桜庭史恵・成瀬朱美と手塚の4人の女性麻雀士によるユニット「雀」で、CDデビュー[7]。
- 男性とは「結婚することを考えて付き合う」タイプで、佐々木寿人とも交際当初から結婚は意識していた。佐々木の著書「ヒサトノート」を読んで佐々木の親に対する考え方などを知り、根の真面目さを感じて惹かれたという[8]。
- 連盟入りの時点で佐々木寿人と結婚していたため本名は佐々木 紗掬(ささき さきく)であったが、長年手塚姓で活動していたため、麻雀活動時の名義を「手塚 紗掬」とした[3]。
- 2017年5月に第2子となる長男を出産しており[9]、一男一女の母。
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獲得タイトル
- 女流雀王(第1期)
- 麻雀カボ オーロラカップ 優勝
作品
一般DVD
- プロ麻雀リーグ 女流雀士編(2005年3月30日、エイベックス)
出演
テレビ
その他
カレンダー
- 日本プロ麻雀連盟 2021年度 卓上カレンダー(2020年10月30日、日本プロ麻雀連盟)
- 日本プロ麻雀連盟 2022年度 卓上カレンダー(2021年10月29日、日本プロ麻雀連盟)
- 日本プロ麻雀連盟 2023年度 卓上カレンダー(2022年10月29日、日本プロ麻雀連盟)
- 日本プロ麻雀連盟 2024年度 卓上カレンダー(2023年10月28日、日本プロ麻雀連盟)
脚注
外部リンク
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