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指印
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指印(しいん[1]、ゆびいん[1])は、指に印肉などをつけて指形を押すこと[1]。特に親指の腹を使用するものを一般的に拇印(ぼいん)という[2]。
指印の利用
紀元前6000年頃には中国や古代アッシリアで粘土板上に押し付けた拇印で個人認証を行っていたとされる[3]。また、紀元前300年頃には古代中国で署名として拇印を使用していたとされる[3]。
日本では印章に代えて拇印や爪印などを利用する慣行がみられる[2]。
指印は指に印肉などをつけて指形を押すことであり[1]、特に親指の腹を使用するものを拇印という[2]。より厳密に「拇印」について「親指(通常は右手)の指紋を印章による押印の代わりに押すこと」とし[4]、「指印」について「指紋(通常は左手の人差し指)を印章による押印の代わりに押すこと」とするものがある[4]。官公署の委任状の例などでは「拇印は一般的には右手親指とされています。」と明示するものもある[5]。ただし、江戸時代には罪人の口書や離縁状に左手の親指の拇印が使用された[6]。
一方で「拇印」の解説として「一般的には親指を用いるが、人差し指を用いることも多く、指印といわれることもある。」とするものもある[7]。
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脚注
関連項目
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