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放射線・化学・生物防護部隊 (ウクライナ軍)
ウクライナ軍の放射線・化学・生物防護部隊 ウィキペディアから
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放射線・化学・生物防護部隊(ほうしゃせんかがくせいぶつぼうごぶたい、ウクライナ語: Війська радіаційного, хімічного та біологічного захисту、略称:RKhB防護部隊)は、ウクライナのウクライナ支援部隊に属する放射線・化学・生物防護部隊である。化学・生物・放射線・核(CBRN)事案への対応を任務とし、キーウに中央管理部門を置く。
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歴史
ソビエト連邦の崩壊に伴うウクライナ独立後の1992年9月15日、ソビエト連邦軍の化学防護部隊を基盤に設立された[1]。1994年2月14日、ウクライナ国防省の命令により、化学部隊から放射線・化学・生物防護部隊(RKhB防護部隊)に改称され、この日が記念日とされた。
2003年、クウェート派遣任務で民間人を大量破壊兵器の影響から保護[2]。2009年から2013年、旧ソ連時代のメランジ(赤煙硝酸の呼び名で、液体ロケット燃料の酸化剤)16,339トンの処理に参加[3]。
2017年11月9日、リヴィウ州の国際平和維持・安全保障センターで初のエアロゾル偽装小隊コンテストが開催され、第91作戦支援連隊が優勝[4]。
任務
RKhB防護部隊は以下の任務を遂行:
編制
装備
- 煙幕生成装置:TDA-2M、TDA-M
- 重火炎放射システム:TOS-1A(鹵獲品)
- 化学偵察車両:BRDM-2RKhB、BRDM-2RKh、RKhM-4、RKhMカシャロト
- 火炎放射器:RPOシュメーリ、RPO-16、RPOリーニクス、PDM-A(鹵獲品)
- 自動充填ステーション:ARS-14
教育機関
- ハルキウ工科大学軍事タンク研究所の放射線・化学・生物防護および環境安全学部
ロシア・ウクライナ戦争
ロシア・ウクライナ紛争では、CBRN防護任務に加え、領土保全のための戦闘に参加。2014年7月11日、ゼレノピリャでの砲撃で兵士ヴァシル・ヤロスラヴォヴィチ・ヴォヴクが死亡。2019年1月1日、軍曹オレフ・ステパノヴィチ・ヴォイトヴィチが死亡。
脚注
関連項目
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