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新多数派

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新多数派
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新多数派(しんたすうは、スペイン語: Nueva Mayoría)は、かつて存在したチリ政党連合2013年大統領選挙ミシェル・バチェレ候補を支持し、当選へと導いた中道左派政党から構成されていた[6]

概要 新多数派 Nueva Mayoría, 党首 ...
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新多数派党首を務めたミシェル・バチェレ

政治的目標

6年以内に教育(就中国立大学[7])の無償化を目指す[8]他、賃金格差是正に取り組むとしていた[7]

参加政党

嘗てコンセルタシオン・デモクラシアに参加していた主要4政党(チリ社会党キリスト教民主党民主主義のための政党及び急進社会民主党)に加えて、チリ共産党市民左派スペイン語版拡大社会運動スペイン語版革新系無所属から構成[6]。このうち、拡大社会運動は2014年3月に地域政党の北部勢力党と合流し、MAS地域党となった。

さらに見る 政党, スペイン語表記 ...
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党史

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2013年大統領選挙の党内予備選の立候補者ら

2013年4月30日、チリ選挙管理委員会に登録[9]6月30日には予備選挙を実施し、社会党所属のミシェル・バチェレが73%の得票率を得て、無所属のアンドレス・ベラスコスペイン語版やキリスト教民主党所属のクラウディオ・オレゴ、急進社会民主党所属のホセ・アントニオ・ゴメスを破り[10] 大統領候補となる[11]

大統領選挙は11月17日に行われたが、即日開票の結果、過半数の得票に達する候補が出なかったため、バチェレと中道右派独立民主連合に所属するエベリン・マテイスペイン語版候補の、女性2人による決選投票に縺れ込む事となる[12]12月15日実施の決選投票ではバチェレがマテイを破り、4年ぶりに大統領に返り咲いた[13]

なお、11月17日の大統領選挙と同時に行われた上下両院議員選挙の結果、新多数派が現有議席を上回り[7]、両院において過半数を獲得[12]

2017年の大統領選挙ではアレハンドロ・ギジェルを統一候補としたが、中道右派連合の「チレ・バモス」が擁立したセバスティアン・ピニェラに敗れた[14]。バチェレの大統領任期が満了を迎えた翌年3月に解散した。

脚注

関連項目

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