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日本ローン債権市場協会
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日本ローン債権市場協会(にほんローンさいけんしじょうきょうかい、英: Japan Syndication and Loan-trading Association)は、日本の業界団体。 略称は、JSLA(ジャスラ)。
概要
日本におけるローン債権の流動性を高め、プライマリーおよびセカンダリーのローン債権市場の健全な拡大に資することを目的として2001年に設立された。設立・運営にはメガバンク等が積極的に関与しており[1]、2020年現在の会長と事務局は三井住友銀行が担当してる[2]。
日本においてシンジケートローンの組成時(プライマリー)には、当協会が定めた「シンジケートローン契約書」を使用することが標準となっている。また、債権譲渡(セカンダリー)の際には、当協会が定めた「貸付債権の売買にかかる契約書」及び「貸付債権の譲渡価格算定ツール(JSLA方式)」を使用することが標準となっている。
近年の日本におけるシンジケートローン市場拡大に貢献している[3]。
海外の同様の組織としては、米国のLSTA(en:Loan Syndications and Trading Association)[4]、英国のLMA(en:Loan Market Association)[5]がある。
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会員
会員になることができるのは、銀行(都市銀行及び地方銀行等)、長期信用銀行、信託会社、証券会社、生命保険会社、損害保険会社、共同組織金融機関、農業協同組合、投資信託委託業者等の金融機関や、弁護士、公認会計士・監査法人、税理士等の専門家等である。信託協会、全国銀行協会、全国信用金庫協会、全国地方銀行協会、第二地方銀行協会は賛助会員である。なお、日本銀行は名誉会員であると定款で定められている[6]。
JSLA推奨の契約書等
最新の雛形は以下の通り(2020年10月25日時点)[7]。
- シンジケートローン契約書
- コミットメントライン契約書(2019年6月26日公表)
- タームローン契約書(2019年6月26日公表)
- 貸付債権の売買にかかる契約書
- 基本契約書(2013年2月12日公表)
- 個別契約書(2019年6月26日公表)
- 貸付債権の譲渡価格算定ツール(JSLA方式)(2015年3月11日公表)
脚注
関連項目
外部リンク
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