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旧六十八銀行八木支店
日本の奈良県橿原市にある建築物 ウィキペディアから
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旧六十八銀行八木支店(きゅうろくじゅうはちぎんこうやぎしてん)は、奈良県橿原市八木町1-2-13にある銀行建築。設計は舟橋俊一[1][2]。旧和歌山銀行橿原支店(きゅうわかやまぎんこうかしはらしてん)とも呼ばれる。
歴史
近鉄橿原線八木西口駅近くにあり、国道165号に北面している[2]。1928年(昭和3年)に奈良県技手の舟橋俊一の設計によって、六十八銀行(第六十八国立銀行)八木支店として建てられた。舟橋は1924年(大正13年)に奈良県初の鉄筋コンクリート造建築である郡山小学校を設計した人物である[1][3]。入口上部のアーチや半円形の窓、入口脇のイオニア式のオーダーなど、ルネサンス建築風の意匠が用いられている[1]。
1934年(昭和9年)には六十八銀行・吉野銀行・八木銀行・御所銀行が合併して南都銀行が発足した。戦後には映画館として使われた時代もあった。1963年(昭和38年)には和歌山相互銀行(後の和歌山銀行)橿原支店となった。
奈良県南部に現存する最古の鉄筋コンクリート造建造物とされる。2006年(平成18年)10月18日に登録有形文化財に登録された[2]。2013年(平成25年)頃には道路の拡幅工事に伴って後方に曳家された。現在は結婚式場兼レストラン「ジュールフェリエ ラ・バンク」として活用されている。
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交通アクセス
脚注
外部リンク
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