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不文律
明言・明文化されていない規則 ウィキペディアから
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不文律(ふぶんりつ、英: unspoken rule, unwritten rule)とは、明言されていない・もしくは明文化されていない規則のこと[1][2]。暗黙のルール、暗黙の掟と言うこともある。「規則」とまではいえないが口にせずともなされる了解のことは暗黙の了解と呼ばれる。
概要
ある一定集団内独特のものであることも多い。これらのルールは、集団において明示されていないものの、相互の合意により一定範疇内で決定付けられるものである。しかし明文化(文章・文言の形で編纂された状態)はされておらず、専ら曖昧な相互の了解の上に成立する部分もあるため、お互いに細部の見解で異なるものを持つ場合もあり、これが誤解や遺恨を産むケースも少なくない。
汎社会的な不文律には規範ないしタブーがあり、小さい集団内においては場の空気や雰囲気といった曖昧模糊とした概念もあり、そのいずれもが明示されていないことから、一種の排他性を生む傾向が存在している。
サッカー
日本でのサッカーでは、プレー中に故障者が発生し審判が(気が付かないなどで)試合を止めない場合に、故障者ではない側がボールを保持していたら、気をきかせてけりだし、わざと試合を止める場面がある。その場合、故障者側からのリスタートとなるが、その際、ボールは試合を止めた側へ返してやり、そこからプレーが真に再開する、というのが不文律である。ところが、これをよくしらない外国人選手がリスタートを起点に得点してしまい、その後さらにめんどうな事態となったケースがあった。この試合は、totoGOALの初回の対象試合であったため、そちらへも問題が広がった。くわしくは「大分トリニータ#守備放棄試合」を参照のこと。
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脚注
関連項目
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