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曖昧
はっきりしないこと ウィキペディアから
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曖昧(あいまい, 英語: ambiguity)[1]または曖昧性(あいまいせい)[2]は、狭義には、物事が二通り以上に決められ得ること、一意に決められないことを指す。
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単語や文章が二通り以上の意味で解釈されうること(多義性)を指す。言語学[3]や文学批評など、様々な分野で扱われる。
ただし日本語では、不明瞭なこと・はっきりしないこと全般を指し(英語: uncertaintyに相当)、広義に用いられることが多い。
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概要
自然言語に曖昧性はつきものである[3]。そのため、自然言語を研究する分野である言語学にとって、曖昧性は切っても切れない関係にある[3]。
哲学・論理学においても古くから扱われており、例えばアリストテレス『ソフィスト的論駁について』では、論理的誤謬の源の一つとして言及されている[4]。
文学批評
文学批評においては、テクストが二通り以上の意味で解釈されうることを主に指す。
ウィリアム・エンプソンは、1930年の著作『曖昧の七つの型』で、英語詩の曖昧性 (英語: ambiguity) を分類し、その方法は以後大きな影響を残した[1][2]。エンプソンは「一つの表現にいくつかの反応を許す」ことにより[5]、言語表現の豊かさを生むものとして「曖昧」を肯定的に評価した[2]。エンプソンの「曖昧」はニュー・クリティシズムにおけるアイロニーやパラドックスの取り扱いの先駆けとなった。
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出典
関連項目
外部リンク
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