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最後の制服
袴田めらによる日本の連載漫画 ウィキペディアから
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『最後の制服』(さいごのせいふく)は、袴田めらによる日本の漫画作品。『まんがタイムきららキャラット』(芳文社)にて2004年4月号から2006年11月号まで、同誌の姉妹誌『まんがタイムきららMAX』にて創刊号から2005年10月号まで、それぞれ連載された(連載開始は前者から)。中国語[1]や英語[2]にも翻訳されている。
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あらすじ
この節には内容がありません。 (2025年11月) |
登場人物
- 葛良紅子
- 椿ヶ丘学園2年で女子寮の副寮長、美術部の幽霊部員。美人の上成績優秀のため後輩からは憧れの存在としてファンも多い。だが、マラソン大会をサボったり、睡眠不足を理由に授業に出なかったりと不真面目な行動も多い。同級生の加瀬紡とは友人で同室、彼女に恋愛感情を持っていると思われる。
- 加瀬紡
- 椿ヶ丘学園2年、弓道部所属。常に無愛想で物事をはっきり言う性格だが寮の中での信頼は厚い。紅子の意味深な行動に戸惑いを隠せないでいる。顔がそっくりな弟がいる。貧乳。
- 佐原藍
- 椿ヶ丘学園1年。中学時代はレンズが分厚い眼鏡をかけ、消極的で地味な3年間を送ってしまったが、高校に入ってからは楓子と出会い楽しい学園生活を送っている(眼鏡もやめてコンタクトレンズに変えた)。楓子に恋愛感情を持っている。
- 山田楓子
- 椿ヶ丘学園1年、陸上部所属。通称ふーちゃん。素直で明るい性格だが、一輪車で突っ込んで寮の扉を壊したり、藍のサボテンを粉々にしたりとかなりのトラブルメーカーでもある。足が速くマラソン大会では1位になった。
- 如月あさぎ
- 椿ヶ丘学園3年。見た目はかっこいいが、ちょっと変態。入学した紅子に一目惚れして、それ以来、紅子に求愛しつづけている(紅子は嫌がっている)。
- 樋渡杏
- 椿ヶ丘学園1年4組。紡に恋愛感情を持っている。
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英語版
2006年10月、アメリカの出版社セブンシーズ・エンターテインメントが百合レーベル「ストロベリー」の立ち上げを発表。その最初の3作品の一つとして『Strawberry Panic!』、『断罪者』とともに2007年からの英語版刊行が発表された[4]。しかし第1巻と第2巻は2007年に発売されたものの[2][5]、続きの製作は2008年8月までに停止され[6]、2025年11月現在第3巻は発売されていない[5]。
評価
Anime News Networkのカルロ・サントスは、登場人物の暗黙の感情を読み解き、言葉の裏にある真意を推測する過程に醍醐味がある作品と評したが、章が短いせいで大きな話題へ発展していかない構成には問題があるとも述べた[7]。
ユリコンのエリカ・フリードマンは、不格好に大きな頭と女子高生にしては幼すぎる体つきに嫌悪感を覚えるとしたが、それを除けば全ての面で楽しめる漫画であるとした。また、登場人物が向ける感情に強みがある作品だとも述べた[3]。
書誌情報
- 袴田めら 『最後の制服』 芳文社〈まんがタイムKRコミックス〉、全3巻
- 2005年6月27日発売[8]、ISBN 978-4-8322-7541-6
- 2006年8月28日発売[9]、ISBN 978-4-8322-7592-8
- 2006年12月27日発売[10]、ISBN 978-4-8322-7610-9
- 袴田めら 『新装版 最後の制服』 芳文社〈まんがタイムKRコミックス つぼみシリーズ〉、全2巻
- 上巻 2011年4月12日発売[11]、ISBN 978-4-8322-4018-6
- 下巻 2011年4月12日発売[12]、ISBN 978-4-8322-4019-3
脚注
外部リンク
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