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月と寝る女 またぐらの面影
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『月と寝る女 またぐらの面影』(つきとねるおんな またぐらのおもかげ)は、石川欣監督の日本映画[1]。
概要
石川欣ピンク映画復帰第2作。前作の『優しいおしおき おやすみ、ご主人様』と同じく髙原秀和がプロデュースを行う[2]。
主演の奥田咲と佐藤良洋は20代から60代までを演じ[3]、物語は佐藤演じるマコトのモノローグで進められていく。
劇中で使用したギターはすべて石川の私物であり[4]、挿入歌も石川がギターとキーボードを演奏している。
特集上映「OP PICTURES+フェス2021」では2021年11月12日[5]より『フルムーンラバーズ』のタイトルで上映[6][7]。
ストーリー
男は愚かでロマンチスト、女はしたたかで逞しく。大学生のカップル、ユミとマコト。22歳、バンド活動中に出会った2人だが、マコトはミュージシャンになるという夢をかなえるために上京、遠距離恋愛となる。売れないままのマコトはユミの父に結婚を反対され、連絡も途切れていく。11年後の月の出る33歳。東京で自暴自棄に生きるマコトのもとに、ユミがあらわれる。年齢がぞろ目になる11年後のハーベストムーンにまた会おうと[3]。合言葉はモモヤ/パンション。愛してる、永久に。いっしょにはなれない永遠の恋人の44年間の物語。
登場人物
- ユミ
- 演 ‐ 奥田咲
- 22歳でマコトに告白された女性。新潟出身。マコトと出会うまでは処女だった。セックスを繰り返すごとに主従関係が逆転、現実主義である指揮を執るようになっていく。マコトの上京後はぞろ目になる年のハーベストムーンに会う約束をする。ピアノ科卒でアレンジ担当。のちにサカノウエ病院夫人となる。
- 高倉マコト
- 演 ‐ 佐藤良洋
- ギタリスト。新潟出身。マコトとの関係を“地球最高のカップル”と称する本作の事実上の主人公。ネトラレ癖があるため、ユミにも浮気を薦めていたが、徐々に不安に襲われていく。デモテープを送った音楽プロデューサーに誘われ上京するも契約解除。二度目のチャンスも中華料理屋のバイトで指を切り機会を逃す。ユミから別れ話を切り出された際には一時的に無気力となった。のちにバーの厨房担当となり、合間を縫って作曲活動を再開する。
- カオリ
- 演 ‐ 加藤絵莉
- マコトが30代で出会うバーの店員。マコトは音楽の夢破れ、他人の人生もめちゃくちゃにしたいと思っていた際に出会い、店内で全裸にさせるなどしていたが、それにすら興奮するマゾヒスト。マコトとのいちゃつきでアキレス腱固めを繰り出すなど、プロレス・格闘技に詳しい。
- さくら
- 演 ‐ あけみみう
- マコトが30代で出会う東京の占い師。占いはイマジネーションではなく統計学というモットーを持つ。マコトの特技であったピロートークを否定しており、肉体の交わりに集中したい派。のちにマコトと結婚。
- シュウヘイ
- 演 ‐ 安藤ヒロキオ
- 22歳とき組んだバンドのギター担当。マコトとともにユミともに告白するが、選ばれずに玉砕する。
- その他出演
- 金田敬
- 山岡竜生
- 末永賢
スタッフ
脚注
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