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朝鮮アジア太平洋平和委員会
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朝鮮アジア太平洋平和委員会(ちょうせんあじあたいへいようへいわいいんかい)は、朝鮮労働党の外郭団体である。
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概要
形式的には民間組織のような性格をもたせているが、実際には1994年夏に設立された朝鮮労働党の外郭団体である。朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)は大韓民国、日本などすべての資本主義国を敵とみなしており、そうした敵国から資金・食糧・技術など北朝鮮が必要とするものを調達するとき、特別に設けられた対外的な窓口のひとつとなる[1]。北朝鮮の戦略を実現する際の臨時の組織であり、アジア太平洋諸国との関係改善の窓口として北朝鮮の対外的なイメージの改善に努めている[1]。
主な業務
最高指導者の戦略に沿って必要なときだけ構成され、対外的にそれが北朝鮮の平和・外交チャンネルだとみえるように、外務部など他の部署からも成員を入れて偽装している[1]。対象と目的によって構成員を入れ替えるため、常任はいない[1]。固定した本部や建物もなく、朝鮮労働党統一戦線部の政策課が立てた戦略だけが存在する[1]。
近年は、南北間の各種人的交流と経済協力の執行機関としての役割を担い、開城特別市の観光事業、江原道金剛郡の金剛山観光事業、南北首脳会談の窓口業務をおこなっている。
代表者
1990年の金丸信訪朝の際に暗躍した金容淳は、1992年以降、対南工作を担当するようになり、1994年5月、アジア太平洋平和委員会を立ち上げて、その代表者となった。金容淳は、その死去(2003年)まで委員長を務めた[1]。
参照
参考文献
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