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木下紗佑里
日本のフリーダイバー ウィキペディアから
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木下 紗佑里(きのした さゆり、本名:木下紗由里[1]、1988年12月31日 - 2019年7月15日[2])は、長崎県大村市出身のフリーダイビングの選手。ウォーターメイツスイムクラブ長崎所属。血液型O型[3]。
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人物
幼少期から水泳に親しみ、長崎県立諫早商業高等学校卒業まで競泳選手として練習に励む。高校卒業後は、日本女子体育大学に入学、中高体育教諭免許を取得。同大学卒業後はスイミングスクールにインストラクターとして就職する。在職中の2013年2月にフリーダイビングと出会う。フリーダイバーのHANAKO選手のもと初心者講習を受ける。その後の記録会に誘われ参加。STA(スタティック・息止め競技)で当時の日本記録に迫る6分28秒を叩き出し、同年の世界選手権日本代表に選ばれる。世界選手権では最終決勝まで進み7位の記録を残す。そこでの経験からフリーダイビングで生きていくと決意する。同年10月には、沖縄にて海洋競技の練習を開始する。2014年10月には海洋競技に専念するため拠点を沖縄に移する。2014年12月には自身初の海洋競技のバハマ国際大会(Vertical Blue 2014)に参加。CNF(コンスタントノーフィン)にて-56m[4]、FIM(フリーイマージョン)にて-68m[5]の日本新記録を2つ樹立し、女子総合準優勝となる[6]。2015年5月の同大会では、CNF(コンスタントノーフィン)にて-60m[7]、FIM(フリーイマージョン)にて-80m[8]の日本記録を更新し、女子総合優勝を果たす[9]。
同年9月キプロスで開催された海洋競技世界選手権個人戦に出場、CNF(コンスタントノーフィン)にて-58mを成功させ、アジア人初となる優勝を果たす。CWT(コンスタントウェイト)にて-88m準優勝となり、女子のMVPを獲得する。
2016年4月26日、バハマ国際大会(Vertical Blue 2016)にてCNF(コンスタントノーフィン)-72mを成功させ、アジア人初となる世界新記録を樹立する。また、女子総合で準優勝となる。
2019年7月11日、沖縄県読谷村の自宅アパートから転落する事故に遭い、意識不明の状態で病院に搬送されたが、同月15日夕方、死去[10][2]。30歳没。
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経歴
STA・・・スタティック・アプネア
DYN・・・ダイナミック・ウィズ・フィン
DNF・・・ダイナミック・ウィズアウト・フィン
CWT・・・コンスタント・ウェイト・ウィズ・フィン
CNF・・・コンスタント・ウェイト・ウィズアウト・フィン
FIM・・・フリー・イマージョン
各種目の詳細についてフリーダイビングの種類を参照。
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脚注
外部リンク
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