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朴栄漢

韓国の小説家 ウィキペディアから

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朴 榮漢(パク・ヨンハン、1947年9月14日 - 2006年8月23日)は韓国小説家慶尚南道陜川郡出身[1]

概要 朴榮漢, 誕生 ...
概要 朴榮漢, 各種表記 ...

略歴

1947年、陜川郡で生まれる。釜山で高校を卒業するまで浮浪しながら文学の夢を見ていた。1970年、浮浪の生活を終えて、延世大学の国文科に入学したが、すぐ休学して入隊した。その後、困窮で絶望的な状況から逃れるため、ベトナム戦争の派兵を志願した。

1976年、30歳で大学を卒業し、翌年ベトナム戦争の体験を話した中編小説「遥かに遠いソンバ川」が 『世界の文学』に入選されて登壇した。1978年、「遥かに遠いソンバ川」を長編小説として書き直し出版してすぐ、ベストセラーになり、小説家としての地位を確立した。その後は創作に専念している。

自分の生々しい体験を基にした、現実的でありながらヒューマニズムの傾向が強い作品を書いてきた小説家である。ベトナム戦争は、朴榮漢文学の原点として評価される。「遥かに遠いソンバ川」以降の作品は、個人的な人生と集団の横暴について一貫した関心を表明している。つまり、戦争問題をテーマの領域に局限せず、あらゆ人間の痛みとして置き換えて扱っている。

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受賞歴

  • 1978年、今日の作家賞
  • 1988年、東仁文学賞
  • 1988年、燕巖文学賞

主な作品

  • 1978年、머나먼 쏭바강 지구영웅전설(遥かに遠いソンバ川)[2]
  • 1980年、인간의 새벽(人間の朝方)
  • 1981年、노천에서(露天で)
  • 1988年、지옥에서 보낸(地獄で過ごした一季)
  • 1996年、장강(長川)
  • 2002年、 카르마(カルマ)

脚注

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