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東京室内歌劇場

日本のオペラ団体 ウィキペディアから

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東京室内歌劇場(とうきょうしつないかげきじょう : The Tokyo Chamber Opera Theatre[1])は、日本のオペラ団体である。

概要

1969年(昭和44年)、畑中良輔栗山昌良若杉弘三谷礼二杉田村雄によって「『室内歌劇』を通じ、今日における劇場音楽芸術の可能性を追求し、以って我が国のオペラ振興に寄与する事[2]」を目的として創立された。

オープンはオルフ『賢い女』とガルッピ『田舎の知恵者』。第一生命ホール支配人であった杉田は読売新聞社に掛け合い共催を取り付けた。美術は若杉が妹尾河童を引き入れ、衣裳は栗山が緒方規矩子を引っ張り込んだ。三谷は友人でカフェレストラン「ジロー」を経営する沖広治から融資を取り付けた。伴奏は小林道夫が工夫を加え、維持会員には川端康成中村眞一郎堀多恵子といった文化人が名を連ねたという[3]

運営は1976年(昭和51年)より会員互選による運営委員会によって成されたが、2011年(平成23年)に2億円を超える補助金の不正受給が発覚[4][5]。団体の存続も危ぶまれたが、2013年(平成25年)6月3日に「一般社団法人 東京室内歌劇場」が設立され、現在はオペラ・コンサート公演の他、カルチャー教室や各種セミナーなども開催し、外部団体、企業、教育機関等のオペラ、コンサート公演制作請負業務も行っている[6]

一方、それまでの「任意団体 東京室内歌劇場」は会員からの会費の徴収業務に専念していたが、2020年8月に事業を停止。同年12月23日に東京地方裁判所から破産手続開始決定を受けた[5][7]

公演回数は2018年末日までに229回を数える[8]

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役員

  • 代表理事 杉野正隆[6] ※他の役職員については公式ホームページを参照

アーティスト

  • 約300人の音楽家が会員となっている[9]

主な受賞歴

出典:[2]

脚注

外部リンク

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