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東京都道5号新宿青梅線

東京都の道路 ウィキペディアから

東京都道5号新宿青梅線
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東京都道5号 新宿青梅線(とうきょうとどう5ごう しんじゅくおうめせん)は、東京都新宿区から青梅市に至る主要地方道である。この道路は主に「青梅街道」、バイパス区間については「新青梅街道」と呼ばれ、青梅市内の末端新道区間については「千ヶ瀬バイパス」と呼ばれる(通称については別項を参照のこと)。都市計画道路「新小金井久留米線」の一部として、西東京市内から東久留米市内にかけて新青梅街道と所沢街道を結ぶ支線が存在する。

概要 主要地方道, 路線延長 ...
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新宿大ガード西交差点(新宿区)
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天沼陸橋(杉並区荻窪·天沼)(2025年4月)
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荻窪駅北口、杉並公会堂付近(杉並区上荻
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田無町1丁目信号(所沢街道と青梅街道が分岐)(西東京市田無町)(2025年8月)
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北原交差点(西東京市)
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北原交差点
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瑞穂加藤塚連続立体
(新青梅街道・西多摩郡瑞穂町)東京環状(都道166号)・JR八高線横田基地滑走路進入灯とのアンダーパス
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青梅市西分町付近
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路線データ

路線状況

要約
視点
東京23区
起点から新宿大ガード東交差点を経て西は多摩地域に位置する西東京市の北原交差点(新青梅街道交点)まで東京都道4号東京所沢線と重複する。西新宿超高層ビル街の北縁を西進し、神田川を淀橋で渡ると中野区に入る。橋上は東京都道302号新宿両国線支線との交点となっている。なお、西新宿から淀橋の先に掛けては、将来自動車専用高架橋が建設される予定であるが、時期は未定である[2]。淀橋から先は数百mの間は広い中央分離帯が設置された上下7車線程度の広幅員となり、中野坂上で東京都道317号環状六号線と交わった後は、しばらく上り3車線・下り2車線+停車帯となる。杉並区内の東京メトロ丸ノ内線新高円寺駅付近に位置する五日市街道入口交差点で、多摩地域を横断する主要地方道の一つである東京都道7号杉並あきる野線と分かれ、天沼陸橋で中央線快速中央・総武緩行線を天沼陸橋でオーバーパスし、杉並区の中心繁華街である荻窪に達する。荻窪駅を過ぎるとしばらくは自動車・歩行者ともに飽和状態の繁華街を通過するが、東京都道311号環状八号線を過ぎると再び上り3車線・下り2車線+停車帯に戻り、周辺の街並みも住宅街へ変化するが、荻窪以東とは違い緑も多くなり、武蔵野の面影を目にする機会も出てくる。
多摩地域内
青梅街道
国道20号甲州街道)、東京都道7号杉並あきる野線とともに多摩地域を横断する重要な道路の一つとなっている。しかし西東京市の田無町一丁目交差点で所沢街道を北側に分け、東大和市の奈良橋庚申塚交差点で新青梅街道と交差し、西多摩郡瑞穂町の瑞穂松原交差点で南側から来る同道と合流するまで、小平市内の一部区間約1.2キロを除き全線2車線である。更に小平市内では、いずれも比較的運転本数の多い西武新宿線西武多摩湖線西武国分寺線と平面交差することもあり、全線にわたって特に朝晩は混雑が激しい。
新青梅街道(バイパス)〜青梅街道〜青梅街道(千ヶ瀬バイパス)
所沢街道を北に分けた西東京市の北原交差点から先の新青梅街道は、都心から直接西多摩方面へ向かう唯一の主要道路で、西多摩郡瑞穂町で合流するまでは並行する青梅街道のバイパス的機能も持つ。基本的に合計4車線(片側2車線)だが、1車線あたりの車線幅が周辺の他の道路と比べて狭い。主要交差点付近では、右折レーンを含めて合計5車線となるが、従来の4車線幅の中で車線を増やしているため車線幅が狭く、大型車同士の追い抜きが困難な箇所が多い。信号の設置間隔が短く、車の流れは概して悪い。立体交差は鉄道との交差が中心で、主要道路との立体交差はすべて西多摩地区の、東京都道166号瑞穂あきる野八王子線(東京環状)、国道16号瑞穂バイパス)、東京都道29号立川青梅線奥多摩街道)のみとなっている。東京都道43号立川東大和線交点から東京都道166号瑞穂あきる野八王子線交点の区間は道路混雑緩和を名目に、(また将来的には多摩都市モノレール箱根ケ崎駅延伸対応のため)現況幅員18mから30mまで拡幅される予定であるが、立体交差化や車線増加は予定に含まれていない。ただし、本線・交差点部の車線幅は拡幅される予定であり、現在は東京都により用地取得が進行中である[3]。また現在、青梅市の末端部分の「千ヶ瀬バイパス」は、青梅市文化交流センター南交差点で国道411号に直角にぶち当たる形の丁字路で終わっているが、これを当面約1.2キロメートル先の青梅市立第一中学校西側の同道まで延長し、南側から合流させる工事が進められている(詳細は「千ヶ瀬バイパス」を参照)。青梅市の東青梅三丁目交差点から青梅市文化交流センター交差点に至る二車線の道は本来の青梅街道だが、こちらは現在「旧青梅街道」と呼ばれ、青梅市道、東京都道・埼玉県道63号青梅入間線東京都道・埼玉県道28号青梅飯能線と管理が分かれている。

重複区間

バイパス・通称

  • 本線
    • 靖国通り(新宿五丁目交差点 - 新宿大ガード東交差点) = 東京都通称道路名設定広告(1962年4月25日)整理番号18
    • 青梅街道(新宿大ガード西交差点 - 青梅市) = 東京都通称道路名設定広告(1962年4月25日)整理番号17
  • バイパス
    • 所沢街道(田無町一丁目交差点 - 北原交差点) = 東京都通称道路名設定広告(1963年6月18日)整理番号68
    • 新青梅街道(北原交差点 - 瑞穂町瑞穂松原交差点) = 東京都通称道路名設定広告(1984年5月1日)整理番号85
    • 千ヶ瀬バイパス (東青梅三丁目 - 青梅市文化交流センター南)

橋梁

  • 青梅街道
  • 新青梅街道
    • 天王橋(空堀川、東京都東村山市)
    • 浄水橋(空堀川、東京都東村山市)
    • 青岸橋(残堀川、東京都武蔵村山市)

都市計画路線名

  • 立川3・2・4号線[都07](東大和市 - 武蔵村山市) - 延長5,350 m。
  • 福生3・4・4号線[都57](瑞穂町)- 延長1,370 m。
  • 福生3・4・10号線[都58](瑞穂町)- 延長650 m。交通の円滑化や地域の防災性や安全性、良好な都市景観の創出などが事業の効果として挙げられている。
  • 福生3・5・17号線[都60](瑞穂町)- 延長380 m。交通の円滑化や地域の防災性や安全性、周辺の居住環境の向上などが事業の効果として挙げられている。

上記の都07・57・58はいずれも新青梅街道側、都60は青梅街道側である[4]

将来の対策など

  • 緊急輸送道路として、田無町二丁目付近から瑞穂松原交差点間の青梅街道側の当道は第二次緊急輸送道路、それ以外の当道の全区間は第一次緊急輸送道路に分類されている[5][6]
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地理

要約
視点

通過する自治体

交差している道路

青梅街道
さらに見る 交差する道路, 交差点名 ...
新青梅街道
さらに見る 交差する道路, 交差点名 ...

交差する鉄道

新宿駅付近から荻窪駅の手前までの地下を東京メトロ丸ノ内線が通っている。

ギャラリー

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脚注

関連項目

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