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棒棒鶏
鶏肉で作る四川料理 ウィキペディアから
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棒棒鶏(バンバンジー、繁体字: 棒棒雞、簡体字: 棒棒鸡、拼音: )は、四川料理の冷菜である[1]。蒸し鶏に四川ソース、怪味ソースをかけた料理である[2]。類似料理のよだれ鶏とは切り方が異なる。尚、日本では味付けに芝麻醤などゴマ由来のソースを用いることが多い[3]。嘉定棒棒鶏、楽山棒棒鶏とも呼ばれる[1]。
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概要
焼いた鶏肉を棒で叩いて柔らかくしたことから、「棒」の漢字が使われたと言われている[3]。元々の作り方では鶏肉を手で細かく裂いていた。包丁で切り分ける料理法もある。2018年時点では、四川省成都市において鶏肉を棒で打って柔らかくした棒棒鶏を提供する店舗はほぼ皆無である[3]。
歴史
発祥は現在の四川省眉山市青神県漢陽鎮[1]、または楽山市(嘉定府)[2][4]とされる。
発祥にはいくつかの説がある[5]。茹でて、あるいは蒸すことで水分が抜けて固くなった鶏肉を棒で叩いて柔らかくしたのが由来として知られている[2][5]。
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日本での棒棒鶏

棒棒鶏が日本でポピュラーになったのは、麻婆豆腐やエビチリといった他の四川料理と同様、陳建民による功績が大きい[6]。
かつての日本では大量のラー油や唐辛子などを用いた激辛料理は受け入れる素地ができていなかった[3]。そのため、担担麺のように、日本人が食べやすいようにアレンジしていった結果、ゴマだれ風味に落ち着いたのではと推測されている[3]。
関連項目

出典
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