榎枝慶之輔

榎枝 慶之輔（えのえだ けいのすけ、1935年7月4日 – 2003年3月29日）は、日本の松濤館流空手家^[1]。英国空手連合師範代、松濤館空手八段^[2]で、死後には九段位に認定された^[3]。

榎枝慶之輔
生年月日	(1935-07-04) 1935年7月4日
出身地	日本
死没	2003年3月29日(2003-03-29)（67歳没） イギリス
別名	トラ
スタイル	松濤館流 空手道
師匠	中山正敏 加瀬泰治
ランク	空手9段(JKA)
著名な弟子	フランク・ブレナン デイブ・ハザード アンディ・シェリー グラハム・リチャードソン ノーマン・ロビンソン

日本にいるころ

1935年7月4日に日本の九州生まれ^[1]。若いころは剣道と柔道の訓練を受け、野球もしていた 榎枝は16歳で柔道二段に達していた。 その後拓殖大学に進学し、そこで空手のデモンストレーションに感銘を受け、その武道を始めた。

大学卒業後、 日本空手道協会 （JKA） 本部道場 （ 中山正敏 ）に師事。 また、 加瀬泰治の指導の下、組手修行を積んだ ^[4]。 1961年に顕著なトーナメントの試合を戦い、決勝で6回の延長の末に阿部圭吾を破る ^[5] 。1963年にJKA全日本選手権で榎枝とともに有名な空手家、 白井宏に勝って優勝^[6]。 この時期、中山から戦闘に対してトラ （ニックネーム「虎」）というニックネームを獲得した^[2]。

イギリスへ

1965年4月20日、JKAの海外にインストラクターを派遣して空手を紹介する方針に従い、JKAインストラクターとなった白井 、金澤弘和、加瀬 泰治らと共にイギリスに渡る ^[7] 。榎枝はリバプールで教え始めた。1960年代後半イギリス人学生の1人に、武術学者のハリー・クックがいた ^{[8] [9]}。

妻レイコ（1969年に結婚した）とサリー のキングストンに定住^[1]。 1973年にはBBCの生放送で空手のデモンストレーションを主導 ^[10] オープンドアシリーズの一部であるが、空手についての最初のイギリスのテレビ番組であった。 デモンストレーション含め基本的な技術、 カタ （パターン）、複数の相手とのスパーリング、白羽取り、およびデイブ・ハザードらと板割を披露

その後KUGBのチーフインストラクターとなった榎枝は、加藤貞重（1966〜1973年頃）、浅野史郎（1968〜1974年）、富田英雄（1973〜1978年）、川添正雄（1974-1982年） 太田義信 （1982-2003）の支援を受けていた^[2]。 1985年、8 段に昇段。 ^[11]

空手に関する本もいくつか書いている。 書道館：上級型 （1983年、3巻）、 ^{[12] [13]} 松濤館空手 （1996）、 ^[14] 松濤館空手：10級から6級 （1996）、 ^[15] 松濤館空手：5th Kyu to Black Belt （1996）、 ^[16] Karate：Defense＆attack （1996、co-authored）、 ^[17] and Shotokan Karate：Free Fighting Techniques （1999、co-authored）などがある ^[18]

ロンドン地下鉄の 「ダイナミック空手」ポスターで道場を宣伝していた。 2003年3月29日に死亡するまで、 ロンドンの カーナビーストリート近くのマーシャルストリートバスで空手を教えていた ^{[1] [3] [19] [20]} 彼の死後まもなく、JKAは彼に九段位を授与 妻のレイコと子供たちのダイスケとマヤを遺しての死去。