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歌の贈り物 (エルヴィス・プレスリーのアルバム)
エルヴィス・プレスリーのアルバム ウィキペディアから
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『歌の贈り物』(Something for Everybody)はエルヴィス・プレスリーの1961年のアルバム。
解説
収録曲は1961年3月12日から13日にかけてナッシュヴィルで12曲が録音され、「アイ・フィール・ソー・バッド」がシングルに使われたため、 映画「嵐の季節」用に録音された「アイ・ス リップト,アイ・スタンブルド,アイ・フェル」を加えて発売された。
オリジナルではA面がバラードサイド、B面がリズムサイドと分けられていたが、日本での初出時にはA面がリズムサイドとなっていた。 エルヴィスはアルバムの出来に満足し、RCA重役のビル・ブロックに宛てた手紙の中で「私たちがこのアルバムの出来にどんなに満足しているか、お知らせしたく思います」と書き送っている。 [1]
除隊後のエルヴィスのライヴパフォーマンスは1960年3月26日のフランク・シナトラ・タイメックス・ショーへのTV出演と、 1961年2月25日のメンフィスのエリス・オーディトリアムでの2回のコンサート、3月25日のハワイでのコンサートの4回を行ったのみで、 1968年のカムバック・スペシャルと1969年のラスヴェガス公演までコンサート活動は途絶えていた。
1999年にアップグレイド・バージョンとして6曲のボーナストラックが加えられた。
「マリーは恋人」と「リトル・シスター」は両面ともヒットしたもののラジオで放送回数を2分してしまい「マリーは恋人」が4位、「リトル・シスター」が5位止まりだった。 [2]
ギターのハンク・ガーランドは1961年9月に交通事故に遭い2度とギターの弾けない体になってしまったため「リトル・シスター」が最後のエルヴィスとの録音になってしまった。
2011年に「エルヴィス・イズ・バック」のレガシー・エディションのディスク2としてボーナストラックを加えてカップリングされた。 曲順がオリジナルアルバム通りの順番に並べ替えられ、その後にボーナストラックという順番になったものの、 収録曲自体は「エルヴィス・イズ・バック」と「歌の贈り物」のアップグレイド・ヴァージョンを合わせたものと変わらず、未発表曲や別テイクなどは収録されていない。
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収録曲
A面
B面
1999年アップグレイド・バージョン
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参加ミュージシャン
1960年10月30日~31日セッション
- エルヴィス・プレスリー(Elvis Presley) - ヴォーカル、ギター
- スコティ・ムーア(Scotty Moore) - ギター
- ハンク・ガーランド(Hank Garland) - ギター
- ボブ・ムーア(Bob Moore) - ベース
- D.J.フォンタナ(D. J. Fontana) - ドラム
- バディ・ハーマン(Buddy Harman) - ドラム
- フロイド・クレイマー(Floyd Cramer) - ピアノ
- ブーツ・ランドルフ(Boots Randolph) - サクソフォーン
- ミリー・カーカム(Millie Kirkham) - バッキングヴォーカル
- ザ・ジョーダネアーズ(The Jordanaires) - バッキングヴォーカル
1960年11月7日~8日セッション
- エルヴィス・プレスリー(Elvis Presley) - ヴォーカル、ギター
- スコティ・ムーア(Scotty Moore) - ギター
- タイニー・ティムブレル(Tiriy Timbrell) - リズムギター
- メイヤー・ルーピン(Meyer Rubin) - ベース
- D.J.フォンタナ(D. J. Fontana) - ドラム
- ダドレイ・ブルックス(Dudley Brooks) - ピアノ
- ザ・ジョーダネアーズ(The Jordanaires) - バッキングヴォーカル
- ジミー・ハスケル - アコーディオン
1961年3月12日~13日セッション
- エルヴィス・プレスリー(Elvis Presley) - ヴォーカル、ギター
- スコティ・ムーア(Scotty Moore) - ギター
- ハンク・ガーランド(Hank Garland) - ギター
- ボブ・ムーア(Bob Moore) - ベース
- D.J.フォンタナ(D. J. Fontana) - ドラム
- バディ・ハーマン(Buddy Harman) - ドラム
- フロイド・クレイマー(Floyd Cramer) - ピアノ、オルガン
- ミリー・カーカム(Millie Kirkham) - バッキングヴォーカル
- ザ・ジョーダネアーズ(The Jordanaires) - バッキングヴォーカル
- ブーツ・ランドルフ(Boots Randolph) - サクソフォーン
1961年6月25日~26日セッション
- エルヴィス・プレスリー(Elvis Presley) - ヴォーカル、ギター
- スコティ・ムーア(Scotty Moore) - ギター
- ハンク・ガーランド(Hank Garland) - ギター
- ニール・マシューズ(Neal Matthews) - ギター
- ボブ・ムーア(Bob Moore) - ベース
- D.J.フォンタナ(D. J. Fontana) - ドラム
- バディ・ハーマン(Buddy Harman) - ドラム
- フロイド・クレイマー(Floyd Cramer) - ピアノ、オルガン
- ゴードン・ストーカー(Gordon Stoker) - ピアノ
- ミリー・カーカム(Millie Kirkham) - バッキングヴォーカル
- ザ・ジョーダネアーズ(The Jordanaires) - バッキングヴォーカル
- ブーツ・ランドルフ(Boots Randolph) - サクソフォーン
1961年10月15日~16日セッション
- エルヴィス・プレスリー(Elvis Presley) - ヴォーカル、ギター
- スコティ・ムーア(Scotty Moore) - ギター
- ジェリー・ケネディ(Jerry Kennedy) - ギター
- ボブ・ムーア(Bob Moore) - ベース
- D.J.フォンタナ(D. J. Fontana) - ドラム
- バディ・ハーマン(Buddy Harman) - ドラム
- フロイド・クレイマー(Floyd Cramer) - ピアノ
- ブーツ・ランドルフ(Boots Randolph) - サクソフォーン、クラリネット
- ゴードン・ストーカーGordon Stoker - アコーディオン(For The Million And The Last Time)
- ミリー・カーカム(Millie Kirkham) - バッキングヴォーカル
- ザ・ジョーダネアーズ(The Jordanaires) - バッキングヴォーカル
脚注
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