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正捕手の篠原さん
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『正捕手の篠原さん』(せいほしゅのしのはらさん)は、千羽カモメによる日本のライトノベル。イラストは八重樫南が担当。第7回MF文庫Jライトノベル新人賞審査員特別賞受賞作。MF文庫J(メディアファクトリー)より2011年10月から2012年5月まで刊行された。
高校の野球部を舞台に、甲子園を目指しつつも日々のドタバタを描いているコメディタッチの強い作品。他にはない本作の特徴として、1話2ページの短編が100話前後収録されている短編集であることが挙げられる[2]。
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あらすじ
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登場人物
- 保科涼子(ほしな りょうこ)
- 野球部の顧問を務める教師[4]。数学担当で頭は良いが野球の知識にはめっぽう疎い。ドジっ子な面があり、しばしばトラブルを起こしてしまう。
- 篠原杏(しのはら あんず)
- 守の妹[4]。海外留学帰りの転校生として登場。守に対してライバル心を抱いており、守からキャッチャーの座を奪うと明言している。
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評価
第7回MF文庫Jライトノベル新人賞にて審査員特別賞を受賞した[3]。同賞で審査員を務めた三浦勇雄は本作を以下のように評している。
「ショートショート構成」「野球」「犯人探し」というそれぞれの要素を上手に絡ませた、面白いお話でした。ただしこうした構成は読む側の好みによって評価が左右されやすく、事実、審査員の中でも少し意見が割れました。既存のライトノベルの中にも同じ構成の物語があるので比較されやすい。難しい問題ですが、僕は却ってこの作品にチャレンジ精神を感じました。もったいないと思ったのは、野球というスポーツゆえにキャラクター数が多く、その点がショートショートの構成と噛み合っていないところでした。キャラクターの描写量が均等かつ最低限にしぼられ、そのくせナインの半分が後半の展開ではまったく活躍していませんでした。この問題が改善されていれば読み応えのある、さらに面白い物語になっていたと思います。欠点はいくつかありますが、全体を通して構成や話の落としどころにセンスを感じる〝巧い〟お話だったと思います。 — 三浦勇雄[5]
既刊一覧
- 千羽カモメ(著)・八重樫南(イラスト) 『正捕手の篠原さん』 メディアファクトリー〈MF文庫J〉、全3巻
- 2011年10月25日発売[6]、ISBN 978-4-8401-4263-2
- 2012年1月25日発売[7]、ISBN 978-4-8401-4372-1
- 2012年5月25日発売[8]、ISBN 978-4-8401-4574-9
脚注
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