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死んでもいい (1962年の映画)
1962年のアメリカ・ギリシャ合作映画 ウィキペディアから
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『死んでもいい』(しんでもいい、英: Phaedra、希: Φαίδρα)は、1962年に公開されたアメリカ合衆国、ギリシャのドラマ映画。
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ギリシア悲劇の一つ『ヒッポリュトス』やそれを題材とした『フェードル』を基に、舞台を現代(初公開時)にして描いた作品。監督はジュールズ・ダッシン[2]。出演はメリナ・メルクーリやアンソニー・パーキンスなど。
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あらすじ
ギリシャの大富豪の娘フェードラと成功した船舶業者のタノスは結婚し、5歳になる息子をもうけていた。タノスには前妻との間の息子アレキシスがおり、タノスはアレキシスを後継者に考えていたが、彼が画家を目指しているというのでタノスは憤慨する。
多忙なタノスに代わりフェードラがロンドンにいるアレキシスの元を訪ねるが、フェードラとアレキシスはお互いに惚れてしまい、やがて二人は関係を持ってしまう。フェードラは夫の待つイドラ島、アレキシスはロンドンにそれぞれ戻っていくが、何も知らないタノスがアレキシスをイドラ島に呼び寄せる。
タノスは経済的理由からエルシーという娘をアレキシスと結婚させたがっており、それを知ったフェードラは嫉妬に狂い、遂にタノスにアレキシスを愛している事を伝えてしまう。自身の豪華客船が沈没し、気が動転していたタノスは怒りのままにアレキシスを張り倒す。フェードラはこれでアレキシスと公然と恋人関係でいられると思ったが、アレキシスはフェードラに死ねばいいと告げてスポーツカーで去っていった。
アレキシスに強く拒絶されたフェードラは睡眠薬を過剰摂取し、アレキシスは車のハンドルを誤り崖下へと落ちていった。
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キャスト
※括弧内は日本語吹替(初回放送1971年1月17日『日曜洋画劇場』)
- フェードラ:メリナ・メルクーリ(富永美沙子)
- アレキシス:アンソニー・パーキンス(荘司肇)
- タノス:ラフ・ヴァローネ(矢島正明)
- エルシー:エリザベス・エルシー
スタッフ
- 監督・製作:ジュールス・ダッシン
- 原作:マルガリータ・リベラキ
- 脚本:ジュールス・ダッシン、マルガリータ・リベラキ
- 撮影:ジャック・ナットー
- 音楽:ミキス・テオドラキス、レイモンド・レ・セネシャル、マノス・ハジダキス
脚注
外部リンク
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