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水素炎イオン化型検出器
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水素炎イオン化型検出器(すいそえんイオンかがたけんしゅつき、英: Flame Ionization Detector、略称:FID)とは、ガスクロマトグラフィーで用いられ、試料ガスを水素炎で燃焼させて生じるイオン電流を検出する検出器のこと。

(A)キャピラリーチューブ、(B)白金ノズル、(C)水素、(D)空気、(E)炎、(F)イオン、(G)コレクター、(H)ガス出口、(J)アナログ・デジタル変換器同軸ケーブル。

構造と原理
FID本体は、水素の燃焼するノズル、加熱用電極、イオンコレクター電極、電極間に直流電圧を与えイオン電流を測定する回路から構成される。
ノズル出口でキャリアガスに水素と空気を混合をさせ点火することで水素炎が形成する。このとき電極間に電流はほとんど流れない。カラムで分離された有機物がキャリアガスとともに水素炎に入ってくると、多量のイオンが生成する。このイオンをイオンコレクター電極(陽極)で集め、イオン電流として検出される。
特徴
出典
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