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汐留Zホールディングス

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汐留Zホールディングス合同会社(しおどめゼットホールディングス、: Siodome Z Holdings, LLC.)は、かつて存在した日本中間持株会社ソフトバンクの完全子会社。 2021年3月に、LINE株式会社が当社を吸収合併し、Aホールディングスに商号を変更。

概要 種類, 本社所在地 ...
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概要

2016年(平成28年)6月に「株式会社SAI」として設立された会社である[1]が、事業実態は明らかになっておらず、実質的にソフトバンクグループ内での休眠会社として扱われてきた。

2019年(令和元年)11月にLINE株式会社Zホールディングス(ZHD、旧・ヤフー株式会社、2019年10月に持株会社化の上で商号変更)の経営統合について基本合意し[2]、これを実施するに当たって同社を活用することになり、商号を「汐留Zホールディングス株式会社」に変更した上で[1]、以下のスキームで各社間の株式移転等を行い、経営統合が行われることになった[3]

  1. 汐留Zホールディングス(以下「当社」)がソフトバンクの所有するZHDの株式(議決権所有割合:44.62%)全部を有償で取得(これにより、ZHDは当社の連結子会社となる)。
  2. LINEの株式のうち、少数株主が保有する公開株(同27.4%)の全てをLINEの親会社であるNAVER Corporationと同社が共同で株式公開買い付け及びスクイーズアウトにより取得し、LINEを非公開化
  3. LINEがZHDの株式公開買い付けにより当社の保有するZHDの全株式を取得。並行してLINEが社債を発行し、これをソフトバンクが引き受ける。
  4. 当社とLINEが合併(LINEが存続会社)し、ソフトバンクとNAVERのLINEへの出資比率を調整して「ソフトバンク50%・NAVER 50%」となるようにし、実質的に合弁会社化。
  5. LINEが事業会社を分割により設立し、事業会社の株式をZHDと株式交換することによって、LINEの事業会社がZHDの完全子会社となる。

このスキームの4.で、同社は法人格として消滅することになる。

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沿革

  • 2016年(平成28年)6月1日 - 「株式会社SAI」として設立。当時の本社は東京都渋谷区代々木[1]
  • 2017年(平成29年)6月27日 - 本社を現在地(東京汐留ビルディング)に移転[1]
  • 2019年(令和元年)
    • 11月18日 - Zホールディングス株式会社とLINE株式会社が経営統合について基本合意したことを発表[2]
    • 11月20日 - 社名を「汐留Zホールディングス株式会社」に変更[1]
    • 12月18日 - ソフトバンク株式会社からZホールディングス株式会社の株式約21億株(議決権所有割合44.62%)を約7400億円で譲受[4]
    • 12月23日 - Zホールディングス株式会社とLINE株式会社が経営統合について最終契約を締結したことを発表[5]
  • 2020年(令和2年)
    • 3月31日 - 法人格を合同会社に変更し、社名を「汐留Zホールディングス合同会社」に変更[1]
    • 8月4日 - NAVERと共同でLINEの株式公開買い付けを開始[6]
    • 9月15日 - LINEへの株式公開買い付けを終了[7]
    • 12月23日 - 当社がLINE株式会社に吸収合併される契約を締結[8]
  • 2021年(令和3年)2月26日 - LINE株式会社に吸収合併され法人格消滅。
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脚注

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